母よ!殺すな
1975年刊行、自らが脳性麻痺で有りながら障害者運動のリーダーとなった横塚晃一(1978年没)の口述筆記による発言集。
私も障害児の父であった時、図書館で借りてよんだ。
2歳の障害児を絞殺した母親の言葉。
この子はなおらない。こんな姿で生きているよりも死んだ方が幸せなのだ。
横塚晃一の論旨は、障害者は人で有り母親に殺す権利など無い。
当時としては驚愕の理論であった、障害者は弱者ではない、人として対等に扱え、殺人罪を適用しろ。執行猶予でいいから起訴猶予などするな。
判決はその通りとなり、障害者の権利も向上したと思う。
障害児を持つと、誰もが経験する。顔で、大変ね、がんばって。裏で、遺伝か前世の報いと言われる。
私も、前世を言うのだから仕方ないが、言われるれる身はつらい。
最近は、胎児の段階で産むかどうか決めれる。ここでも生存権論争が有るが、どうなんだろうか。魂は語り尽くせない。想うだけだ。
昨日に戻ろう。
なんと、試合をやってない。今日18日だった。嫁さんがカレンダーに印を入れてたものだから、確認せずに出た。
昨日は書けなかった。狂うとはこういうことか。
寝ながら、百合ヶ丘の学生を想っていた。男の応援団を想像していた。突然、女に変わり、騙してやった。
飛び起きてしまった。
試練が待ち受けていた。阪神電車に乗るため元町商店街を歩いていた。三丁目の信号、青なのに小学生の一組が先生の先導で通る。
悪魔が囁く。通り抜けろ。
素直に行けばぶつかる。そこで、手を前に出し、止まれ、通るぞ。目くらましの術。
二列であったが、外の子と眼があった。
あの女だ。
電車の中で、精神分裂病とはこの事だと確信した。もう歳だし、病院に行くことも辞めよう。
帰りの電車で正常な振りをせねばと想っていたら。
斜め前の座席、手だけが見える。指が音楽を奏でてる。見惚れていた。前に座った女性から、あんたおかしいんとちゃう。テレパシーがきた。
狂気人日記、おしまい。今日は試合はある。悪魔に騙されないように行こう。
いざ狂えの法皇様貴方も心を病んでた歌歌いなん