お世話になっております。ユタカ工業 椿です。

 

 

熱いんだか寒いんだかようわからん気温に惑わされております。もう四季なんてなくて、

夏の日と冬の日があるだけに感じます。こうもちぐはぐだと、朝着るものの判断に逡巡してしまいますね。

 

 

先日、友人といつも通りポケモンカードで遊んでいる時に、

彼と共通で好きな作家、森見登美彦先生の新刊が気が付いたら出ていたという話になりまして、急ぎ購入し読んでみたのですが、

これがなんとも私の感性には合わず、微妙な読後感でございました。

 

 

ちゃんと最後まで読めたので、つまらないってわけじゃなかったんですよ。だめなんだったら、そもそも読み切れてないはずですから。しかし、前作「熱帯」のような満足感を、私は感じられませんでした。

 

 

 お口直しがしたいと思いまして、最近はまた本を読むようになってきました。最近読んだものだと、

 

恒川 光太郎 夜市

 

www.amazon.co.jp/dp/4041148200

 

 

 こいつが抜群に面白かったです。世界観に圧倒されました。

入りが絶妙でして。ああ、そういう世界観なんだーってのがスッっと入ってきます。

100ページ前後の中編なのでお手軽に読めます。ホラーテイストながらもさわやかで、

ぜひぜひおすすめです。

 

 

 さて、半年ほど前から、気まぐれに寿司を作る練習をしておりまして、

youtubeを見て、見様見真似で作っております。

 

握り方にもいろいろ派閥があるらしいのですが、初めて見た動画を繰り返しみてます。

まねてるつもりなのですが、いやぁ、なかなか綺麗に作れないものです。

 

両手使うので、写真撮りながらは難しいのですが、なんとなーく雰囲気が伝わればと思います。

 

 

 

 

 

 

今日は鯛です。こういう、短冊で売ってるのを買います。残業終わりの平日、ドン・キホーテにて半額シールが

貼ってあると「お! いいなぁ~寿司やっか~」って感じで始まります。

中トロの短冊が半額だと激熱なのですが、そもそも高いんで半額でもちょっと悩む値段です。

 

 ・・・え? 捌かないのかって? ゴミいっぱい出るからちょっと。。。骨とか内臓取るのもちょっと。。。

というか捌いたことないわ。そのうちやってみたくはある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひっくり返して、斜めに切っていきます。最初の端っこは捨てるらしい。

もったないから私は食べます食べます。

 

 

 

 

 

 

 

こんくらいの大きさがいい。流れに逆らうように切ると噛みやすくておいしいです。

でも肉の繊維をぶった切ることになるので、崩れやすくて難しいです。この写真のも2か所崩れちゃってますね。

 

お寿司屋さんはながーい包丁で一回で切ってるのをよく見ます。私は普通の包丁なので、こう、刃を2回引いて

切ります。そうすると崩れます。鯛は身が固いので、まあ問題ないのですが、中トロとか激ムズです。ばらばらになっちゃいます。

 

中トロの時は諦めて、繊維の方向に切っちゃいます。中トロの時点で激ウマなのでOK。

 

鯛のもちもち感が好きだったら、繊維の方向に切っちゃっていいと思います。

 

 

 

 

 

全部切りました。こうやって、お魚タワーを作って遊びます。もう美味そうだもんな。

このまま海鮮丼で終わりにしたいな。いつもそう思いながら握る準備をしています。

 

 

 

 

 

握るぞ! という活力を、アルコールで生み出していきます。

 

 

 

 

 

 

 

グレープフルーツをエンチャントします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えー、男の子あるある。プロテインシェイカー、気が付いたらただの便利コップになってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

んー、やっぱ果汁絞るとうんまいわ。めんどいけど。おいしいからたまにやりたくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

搾りかすの実を食べます。空腹にアルコールは体に悪いからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

炊いたご飯にすしのこを混ぜて酢飯にします。もういいかな? って思ってからもうちょっといれるとちょうどいいです。

 

具体的には、混ぜ混ぜし始めたときに、酢と蒸気の混合で

 

 

ウゥッ!・・・・ウッ!

 

 

とむせるくらいの酢加減がいいです。あんまり具体的じゃないかこれ。

 

 

 

さぁ、いよいよ握っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

左にネタ、右手でお米を取ってにぎにぎします。

まん丸に握っていいです。球体を作るつもりでいいです。強く握りすぎないように、

優しくボールを作りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

ネタにわさびを塗ります。米ボールを持ってますんで、中指とかでペロッとつけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リフトオン!

 

 

ちょっと米でかいわ。写真のネタサイズなら米ボールはもう一回り小さくていいです。

なかなかちょうどよいボールサイズができないんですよね。乗せてみると あれ? みたいな。

 

 

もう、握る前からむずいんですよ。なんならネタ切ってるときからむずい。さらにいうと、どの短冊買おうかなの

時点でむずい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1工程目。まず、米ボールのセンターに穴をあけます。私は左手の親指で開けますが、

右手の人差し指でやってる人が多いです。中に空気を入れるらしい。意味あんのかなこれ?

でも毎回ちゃんとやってます。

 

 

初めて見たyoutubeが、左手親指派の人だったんですよ。そのまま左手でいつもやってるんですけど、右手のほうが絶対いい。

みんなは右手人差し指でやってください。

 

 

 

 

 

 

ひっくり返して、左右をしめます。私は左手の中で転がして返します。「小手返し」というそうです。

一度右手に持ち替えて返す「本返し」とか、縦回転で返すやり方もあるらしい。

 

正直違いがよくわかってないです。身が崩れやすいのだと、本手返しのがいい とかあるらしい。

 

 

 

 

指で壁をつくり、ネタを上から押さえて握ります。力はほとんど入れないです。

 

これ、上から握ってるように見えるでしょう。力入れるのは親指です。親指で前をしめるのです。

上は押さえてるだけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上下を回転させて、また横をしめます。前から親指で押したので、左右がたわんでるはず。

 

 

 

 

 

 

 

また前を親指でしめて、あとは整えて完成です。

 

 

 

 

 

 

 

米ボールでかい とか最初にいったけどちょうどいいわ。

完璧じゃんか

 

 

 

 

あれ? よくわかんねぇな。よくわかんねぇけどなんか超綺麗に握れたわ。わっかんねぇなこれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

量産します。お手て汚いんで最初にお皿を用意します。

 

 

 

 

 

 

えー、お皿2枚用意したけど1枚で足りました。もっといっぱいできると思ったんだけどな?

おかしいなぁ。。。

 

 

 

 

 

 

 

もっといっぱいできると思ってたので、お米が余りました。

う~ん、魚触った手で触れたお米は日をまたぎたくないなぁ。。。。

 

 

 

 

 

えー、冷蔵庫にこれしかなかったです。南高梅で握ってきます。

 

 

 

意外と美味そうじゃんか。いいぞこれ。

 

 

 

 

 

途中で面倒になったのでおにぎりにしました。最初からおにぎりでよかったです。

 

 

 

 

最高。鯛ずくし。こんなん毎日食べたいぞ。

 

最近思うんですけど、寿司って栄養偏るよね。

野菜食べないもんね寿司って。芽ネギ? ってのがたまにあるくらいじゃない?

 

 

 

 

 

そうなんですよ。家寿司の弱点、それは

ネタが1種類2種類しか食えないこと!

 

 

 

鯛買ってマグロ買って海老買って。。。そんなんしてたら回転ずしより高くつきます。

 

 

 

う~ん、やっぱり回転すし行った方が頭いいのかも? でもにぎにぎ難しいのをあれこれやるのは

楽しいです。

ご家族で挑戦してみるのも面白いと思います。

 

日本人たるもの寿司の一つや二つ握れるようにならなければ!

 

 

 

 

また寿司レベルが上達したらご報告したいと思いまする。ありがとうございました。