理想の団地

いや～、毎日暑いですね。

昨日は

日が陰ってくる時間帯を待って

神田まで出かけました。

紙の老舗・竹尾さんが開いている

「ファインペーパーがちょっとわかる展」 がお目当てです。

この展覧会、

同じ山口出身で、大好きなデザイナー

新村則人さんが 全体のアートディレクションを

行っているのです

ファインペイパーというのは

高級印刷紙のことで、紙質や色味によって

実にさまざまな表現ができる、とても

魅力的な素材。

その魅力を表現するために

新村さんが選んだのは

ファインペーパーで

おうちの屋根を作ることでした！

か、かわい～～～

よく見ると、屋根にそれぞれの色の名前が

一つずつ書いてあります。

日本語の豊かさを表現するために、よく

色の名前の多さが引き合いに出されますが

まさにそのとり。微妙な違いですが

それぞれかわいらしい名前がついていて

心がなごみます（上のお写真は「ひなぎく」）

おちびは

「いいな～、こんなおうちに住みたいな～」

うんうん、こんな団地があれば

すぐにひっこしちゃうね。

新村さんは山口の離島の漁師さんの家の８人兄弟の

末っ子。デザイナーとして長く活躍されていて

無印良品や資生堂のポスターなどで

国内外のいろいろな賞をとっておられます。

秋には個展もあるということですから

楽しみにしています♪

ちなみに竹尾 さんは

明治３２年創業の紙の老舗。

老舗の良さを失わず

新しいものを取り入れていらっしゃる姿勢が

すばらしい！

ショップの陳列の素晴らしさは必見。

私など色とりどりの紙たちをみていると

アドレナリンがでまくりで

昨日はなかなか眠れませんでした

まさに目の保養です。

会場&ショップは神保町のすぐちかく。

今月末までやっておられますから

お近くの方はぜひ。