台風で家でまったり。なんかお盆休みも後半は家にいることが多くて、なんだか気が滅入る。この夏、ショックだったことの一つ、ヒマラヤで著名な登山家と連絡が取れなくなり、捜索が打ち切られたというニュース。登山界には43歳の壁があるのだそうだ。植村直己、長谷川恒男などの登山家が亡くなった年齢だ。

 

かくいう自分もその年代に差し掛かり、色々と考えることも多い。

この40年代の前半はそういう時期なのかもしれない。

 

 

辰野さん「スポーツの選手だけでなく、体力、気力の限界は誰にでも訪れます。私が黒部川を源流から日本海までカヤックで下ろうと思ったのも、ちょうど42歳の頃でした。それは自分の最後の冒険になるだろうということを意識していました。」

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角幡さん「面白いですね。僕の極夜行もまさにそういう位置づけで、42歳あたりを境に自分の体力や気力が下降線に入ったことを明確に認識し、方向性が大きく変わりました。」

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辰野さん「そうした「やりたいこと」といのは、突然何もないところに降ってくるものではなくて、読んだ本や、過去にやってきたことの結果「思いつく」もので、それによって人生は作られていくのではないでしょうか。」

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「それと、76才まで生きてきて思うのですが、人生は「居場所探し」の旅でもあると思うんです。人それぞれ、居心地の良い場所を探して生きている。」

~Montbell Outward 2023 winterより~

 

好きなことも、やりたいことも先延ばしにしないで、とりあえず、やる!

というそんな感じで生きていきたいものですが、目先の仕事に翻弄されていて、今年はまだ基盤が作れていない。

まぁ、それも人生。ぼちぼちいくしかないんだよなぁ。