船橋のとある祭りのとある橋の上でのLIVEPAをやってきました。
当日は予想を上回る猛暑で雨対策は万全だったのですが猛暑対策はしておらず直射日光により
高温になったミキサーで指を焼けどしそうになりました。
このままでは機材も心配なので女性の演奏者の方がたまたま持参していた日傘を借りる事に。
まず電源は20A発電機に昇圧トランスをはさみ更に安定化電源を使いました。
卓はコンパクトにMACKIE/CFX16
プロセッサーは上から
・安定化電源モジュール
・DBXのコンプ
・ベリンガーの15BAND EQ(コンプとリンクしてVo2本に使用)
・DBXのコンプ付き15BAND EQ(バスドラとベースに使用)
・以下AMP
今回のベース用DIはHOSAを使ってみました。 バスドラにはまさかのCM5(笑)ちゃんと使えます。
暑い中お疲れ様でした!
当日一緒にPAをしたスタッフのブログです。
動画紹介をしてくれています。是非見てくださいね!並びにtakaさんのブログもよろしくお願いします。
http://ameblo.jp/taka19950322/entry-10560442907.html
今回ご紹介するのはこちら!
MACKIEのCFX16です!
MACKIEらしい太く芯のある音質でロックやトランスにはこいつですね!
こちらは現行のCFX16MKⅡの旧バージョンで中古購入しました。
気が早いですが6月6日のLIVEイベントのインプットを書き込みました。
早く現場で使いたい。 ワク×2
インプットセクション紹介です。
大きくて使いやすいMUTEスイッチとセンドスイッチ、MACKIE特有の少し重めのチャンネルフェーダーです。
マスターセクションは4BASです。
しかし謎な事にこの卓はMAIN送りに2BAS使ってしまうので実際2BAS感覚ですね。
アウトボードも充実してサブウーハーアウトまであります。
外部プロセッサーをなるべく使わないで済む設計がマッキーらしいですね。
そうそう、マッキーはI.N.Sをダイレクトアウトとしての使用もできるんです。
今回修理のご紹介をするのはこちら!
PHONICのMU1822Xです!
1本のフェーダーにガリが出たのでそろそろメインテナンス時という事で全てノフェーダーを一斉クリーニングです。
注:自己メンテナンス、特にフェダーやノブのポットをクリーニングする際には必ず予備を持っておきましょう。
またフェーダーは5年を目処に全て新品交換しましょう!
本来はこの卓もパーツを新品交換するべきなのですが既に生産完了から5年ほど経過している。しかもPHONICはパーツ取り寄せ不可能&ノーブランドパーツ多数使用!
ってことでとてもめんどくさいですが全てフェーダーを分解してクリーニングという手法に出ました。
ミニ卓だから良いものの大型卓でこのざまだったらもう泣きたくなりますねW
しかし学校の先生が今の若いエンジニアは内部構造を良く知らないで部品交換だけしている「チェンジニアだ!」っと!と仰っていました。
まぁぶつぶつ言ってないで本題に入りましょう。
まず一枚の基板から全てフェーダーを取り外します。
これだけでも一苦労。学校から帰って暇つぶし程度に少しずつ外して1週間かかりました。かかり過ぎだ!
上の画像右の右側が今回のミキサーの60mmフェーダーで小型ミキサーに多いですね。
因みに左が100mmロングフェーダーで主に大型卓、一部の高級卓に採用されているものです。
予断ですが少し規模の大きいEVENTだと100mmじゃないと使いづらいし心配ですよね。
一見同じでもモノラル、ステレオなど抵抗値や構造が違うのでチャンネルと基板の印刷通りに並べて作業開始です。
まずスライド抵抗の銜えを広げてフェーダーを分解します。
そしてアルコールで抵抗の汚れやホコリをふき取ります。
スライド側もホコリがいっぱいです!
このまま使っているとガリどころかホコリが固まりとなりこのブラシを折り曲げて音が出なくなります。
仕上げに接点復活材を刺してようやく1本完了です。
因みにこの卓は16本あります。
これも気長に進めて行きたいと思います。
プロフィールにも記載されている通り私は現役中学生で受験生な立場です「(^^;)
いやぁ~大変です。
そして本番も間近に迫っているので、修理やEVENTなど大掛かりなネタを受験突破の少しの間休止させていただきます。m(_ _)m
しかし生き抜き程度に更新はしていきたいと考えています。どうぞこれからもYutaさんRepair diaryをよろしくお願いします。
え~、PAスタッフおなじみのT君からCANARE/4S6 BULE を36mとなぜか床に落ちていた同種の6m?合計42mちょいをなんと2000円で譲っていただきました。
T君、ありがとうございますm(_ _)m
さてその譲っていただいた36mの方を2等分(18m)に分けてスピコン-スピコンのSPケーブルにしようと思います。道具はスピコンによって圧着端子が違うので最低このくらい用意しておきましょう。
まぁ、定番のノイトリック[NL4FX]などはプラスドライバー、マイナスも可なので気を使わなくても良いのですが。
まず外の被膜を2センチくらい切ります。
4S6の場合内線は4本ツイストで入っています。これの被膜はノイトリのコネクタにもゲージが描いてあるのでそれを参考に。しかし15mmもあればおkです。
4本を2本2本にします。これが電気屋などで売っているいかにも高くてイイ音が「しそう」なケーブルしか使ったことの無い人はそのままマルチアンプにしようしてしまいそうですが設計上、画像のように、2本づつまとめるのが正解です。交流なのでこちらの方が能率が良いらしい。
後は簡単!パッシブ入力の場合プラスをスピコンの+1に、マイナスをスピコンの-1に刺し、しっかりとネジを締めます。
完成!
PAを要するEVENT会場でよく見るケーブルになったでしょ?
今回の修理品。
BBEのMAX-X2(クロスオーバー)
BBEのプロセッサーは、ほぼ全ての機種にBBEが特許を取得している[ソニックマキシマイザー]を搭載しているがソニックマキシマイザーのみのエンハンサーとしてラインナップしているのにもかかわらずクロスオーバーからコンプまでなにかとこいつが搭載されているため・・・なかんじ。
価格はそのままでかまわないのでソニックマキシマイザー無しでそのプロセッサーの性能と耐久性向上にでも力を注いでほしいものだ。
ちなみに今回の症状は2CHのHIゲインが無効になっているらしい。
チェックしてみると動作はいたって良好。
使用者はバランス接続でその症状が現れたらしいが、こちらも異常なし。
ちなみにバランスINもアンバランスも基板上ではパラになっているため変わらないはず。
半田付け部分もヒビは入っていなかった。
結局症状が出ないためせっかく開けたのでちょっと紹介。
こいつがソニックマキシマイザーのボード。
そして塗装はすぐ、バリッとはがれてしまうため厚塗り一回塗装と見られる。
ネジロックもまともにつけられていない。
マイナスな評価ばかり書き込んでしまったが、得に音質が悪かったり操作性が悪いわけでもないので適材適所です。ちなみにMAX-X2は周波数の可変レンジが80Hz~1KHzのためサブローや口径の小さいドライバーには不向き。
15inchSUBに12inchHIBOXという使い方に勢力を発揮しそう。