この時期になるとリクルートスーツを
着ている学生が目立ちますよね。


就職活動のシーズンになりましたね。


メガバンクの北海道地区の採用担当を
していた経験をふまえて、
市販本より価値のある情報を提供したいと思います。


そろそろ面接が始まる時期ですね。


私の頃は3年生の秋から外資系は面接が
始まり、この時期はすでに内定が何社か
ありましたが。。。


年によって採用スケジュールは変わりますから、
先輩の話しや、去年の話しが正しいとは
限らないと思ってください。


おそらく、一番知りたい情報である
「どういう学生に内定を出したいのか??」
ですが、


コミニケーション力
積極性
責任感
発想力
頭の回転の速さ
外見
などなど、挙げたらキリがないですが、


私なりに思う答えは

「学生生活をアルバイトで頑張った人間」

に集約される気がします。


アルバイトも社会人同様、お金を稼ぐ仕事
ですよね。

そのため、お金を稼ぐ大変さを知っている
学生は採用しやすいなと思いました。


というのも、
変なお客さんからのクレーム対応
先輩からの理不尽な命令
殺伐とした職場環境
新人、後輩教育
などの経験は人間性を成長させるのに
とても効果があるからです。


こういう辛い経験のアルバイトをしていると
社会人として採用しやすいなと思います。

もちろん、アルバイトで結果を出して
ないとダメですけどね。



ただ、そのアルバイト経験の大変さを
伝えるのが下手な学生が多いです。


人事部の人間は色々なアルバイトの仕事を
知っているわけではありません。


そのアルバイトがいかに大変で辛く、
それでも自分はどう頑張って乗り越えて
きたのかをわかりやすく説明してほしいです。


人事の人間は全員が質問上手ではありません。



大げさかな?って思うくらい、自分の
アルバイトの大変さを語ってほしいです。



人事部の人間も神様というか人を見抜く
プロといえない人も多いので、説明する力も
大切です。


私がアドバイスするのは自分の祖父母に
話して理解してもらえるくらい、噛み砕いて
話すほうがいいよと伝えます。


就職活動のご参考までに。
この時期になるとリクルートスーツを
着ている学生が目立ちますよね。


就職活動のシーズンになりましたね。


メガバンクの北海道地区の採用担当を
していた経験をふまえて、
市販本より価値のある情報を提供したいと思います。



今回は外見について解説します。


社会人の方ならわかると思いますが、
ひと目で就職活動生だとわかる外見をしてますよね。


男性は、若手社員だと白ワイシャツを着る
風習がある厳しい会社もあるので、
わかりにくいですが。


女性はいかにも就職活動生という見た目ですよね。



私は財閥系銀行の採用なので、
白ワイシャツ、黒髪は当たり前なのですが、
他の会社の人事担当者はどう考えているのでしょうか??


私が就職活動していたときは、塾講師のアルバイトを
していたこともあり、ストライプのきつい
スーツと派手なワイシャツを着ていました。


外資系の会社はそのような外見でも内定が
とれていたので、その格好で就職活動をしていました。

入社することとなった財閥系銀行の面接で
かなり厳しく怒られて、白ワイシャツを当時、
持っていなかったので、あわてて買いに行った記憶が
あります。。。笑



採用担当となった経験からいうと、
男性は、黒髪で短髪、白ワイシャツがやはり
好印象ですね。


女性はもう少し派手でも良い気がします。
ストライプの入ったクロのスーツと、
メイクもチークを塗って明るめで良いと思います。

その方が、出来るキャリアウーマンという
印象があります。
大手町を歩いている外資系女性社員のイメージです。


女性の一般的な就職活動の格好というか見た目だと
入学式の服装と変わらない気がして、
仕事ができるというイメージがしてこない感が
私はありました。。。



就職活動で外見がとても大切なのは理由が
あります。

茶髪だったり、無茶な言い方をすれば、
スーツじゃなくても良いじゃないかという意見も
あるかもしれませんが、そういうはいきません。

私もそう思います。


コミニュケーションは見た目が7割というほど、
話す内容や話し方よりも、人間は外見を
大切にする生き物みたいです。

これは研究でも証明されていることです。
外見が良いほうが得するのです。



そして、社会人になったら、相手にする人間の
年齢は自分の親世代やそれよりも年上の人たちです。

営業の仕事も企画の仕事もそうです。


営業では、親世代や祖父母世代を相手に営業する
ことが多いと思います。

そういう中で、茶髪や派手な格好をしているだけで
大切な契約を逃してしまう可能性があります。

日本の社会の伝統はそういうものなのです。


お客様が年下や同世代とは限りませんし、
多くの仕事がその可能性は低いと思います。



企画の仕事もそうです。
企画の提案相手は会社の部長や役員です。

そうなると年齢も親世代くらいになると
思います。

営業ほど厳しくはないかもしれませんが、
格好が原因で、
自分の企画が無駄になることはとてももったいない
と思います。



爽やかと明るさを大切に外見を整えて
欲しいなと思います。
この時期になるとリクルートスーツを
着ている学生が目立ちますよね。


就職活動のシーズンになりましたね。


メガバンクの北海道地区の採用担当を
していた経験をふまえて、
市販本より価値のある情報を提供したいと思います。


今回は、会社説明会・グループディスカッション
でのアドバイスです。


まずは、会社説明会から。


必ず、ノートと筆記用具は持参して、
メモを取りながら聞いてください。

手ぶらで説明会に参加している学生を
多く見ますが、ダメです。

あなたの記憶力はそんなに良いのですか??
と私は思います。


そしてメモをとるポイントがあります。

それは

「説明者の部署、年次、氏名」

です。

ある意味、これがメモで一番の重要です。


エントリーシートを必ず書くと思います。
その際に会社説明会での、○○さんの話を聞いて
と書けるがどうかが重要なポイントです。


また、年次を聞く意味もあります。

仕事で成長したいと思うのなら、この会社に
入って何年目になったら、このような成長が
できるんだなと比較になるとおもいます。


今でも忘れませんが、
私が就職活動している時に、富士通の若手社員が
お酒臭く二日酔いだったのを覚えています。

北海道の面接・会社説明会で、
前日、すすきのととか遅くまでで遊んだのでしょう。

一方、野村證券の3年目の若手社員は、
3年目??というほどオーラがあり、外資企業から

ヘッドハンティングがきていることや、
4月からアメリカに栄転になることを聞きました。


学生ながらにその姿を見て、同じ若手社員でも
うんれいの差だなと思いました。


ぜひ年次も確認してみてください。



そして、会社説明会の最後に質問のコーナーが
あると思います。
何十人も学生が参加している中で質問しずらいと
思いますが、
必ず質問をしてください。

質問内容がどうしても思い浮かばないときは
裏技ですが、良い質問を教えます。

「○○さんは、学生の就職活動時代、どのような
質問を企業にしていましたか??」

です。
まさかの質問返しです。


でもこの質問が効果は大きくあります。


まずは、その社員が学生時代していた質問を
教えてもらえるので、別の会社での質問の場で
参考に使えるということ。

もう一つは、こういう質問をすると良いよという
アドバイスを込めて、自分の学生時代の就活を
語ってくれると思います。


これはオススメの質問ですね。


あと、説明会は最前列の真ん中に座るのを
お忘れなく。





次にグループディスカッションについてです。
採用選考に取り入れている会社も多いと
思います。

学生時代はこれで何がわかるのか??不思議に
思ってましたが、採用する側になると
これが面白いくらい、学生の選考に役立ちます。


私は、30分面接やるより、学生6名で30分、
グループディスカッションをやらせた方が
良いと思います。


それは学生の素が簡単にわかるからです。


学生の自己PRで
積極的です
まとめるのが上手いです
部長をやっていました
副部長をやっていました
発想力があります
協調性があります
などなど
口では何とでも簡単に言えます。


しかし、グループディスカッションをやらせた
とたん、素が出る。素が出る。


発言しない学生
自分の意見をどうしてもまげない学生
理論的な思考ができない学生
理解力のない学生
コミュニケーションがとれない学生
時間感覚のない学生
発想力のない学生
などなど

挙げたらキリがないくらいです。


必ず、起きるのが喧嘩が始まる
グループです。

ひどい場合は採用官の私たちが打ち切りに
してディスカッションをやめさせます。



ポイントがあります。


論理的な思考を持った自分の意見
を発想すること
→何となくではなく、証拠に基づいた意見


グループの意見が対立したら、多数決ではなく、
誰の意見が理論的か


まとめる能力。頑固な学生をどう納得
させられるか。



社会人になったら当たり前のことです。

頑固でワガママなお客様はたくさんいます。

自分の意見をまげない学生と同じ
グループディスカッションになったら、

終わりだ。。。ではなく、どうしたら
説得できるのか?その力がある学生が
内定に値する学生です。



グループディスカッションは採用官は
かなり細かいとこまで見ています。

というか学生の素がでやすいので、
選考は楽です。


課題となるテーマは、各会社ごと、
毎年、凝ったものだしてくるので、
どんな課題やテーマでも焦らないように。。。



就職活動の少しでもお役に立てれば。