http://www.bb.jbts.co.jp/data/index_bei.html
もう何度も書いてますが、なかなか理解してもらえません。
日銀が当座預金を増やすと期待インフレ率が上がります。
期待インフレ率とは雲をつかむような話しではなく、きちんと数値化されているんです。
5年後10年後のインフレ率を投資家が予想します。
それが上記に貼り付けた赤い線です。
期待インフレ率が上がれば実質金利が下がりますから、おカネを借りる人は借りやすくなり、貯蓄する人は損になります。消費をしておカネをモノやサービスに換えた方が実質金利が高い時より有利です。
そして資産の運用も貯蓄より投資の方が有利になります。
こうやって自律的におカネが回ってきます。
こんなことしても必要でないものは買わないとか企業もおカネを借りないとか投資におカネが流れるか疑問と言う人が必ずいます。
やってもいないのに、何がわかるんでしょう?
インフレ期待が上がれば株価や不動産価格は上がりますよ。
株投資は盛り上がるに決まってます。
消費だって給与や資産額が上がれば増えるに決まってます。
結局、今が心地よい人たちがそういうことを言うんです。
経済学200年のセオリーを舐めてはいけないのです。