クルーグマンのポストである。
>彼らは私の頭を爆発させたいのかねえ?
再度言おう。S&Pは米国債がもはや安全な投資ではないと宣言した。しかし投資家たちは取り崩すどころか、米国債に金を積み上げ続けていて、10年ものの金利 は2.4%を下回った。これはS&Pの懸念を市場が完全に否定したことを意味する。
>債務に対する懸念の兆候は、株と国債両方の価格の下落として現れるはずだ。我々が実際に見ているのは両者の値動きが逆向きであるということだ。そして、これは通常、弱い経済とデフレリスクの兆候なのだ(日本とその凋落を見たまえ)
まさにその通り。
国債に対するリスクなど、まるでないのである。
金利は激下がりではないか!
>間違いなく、格下げは為政者をいじめて、格下げしなかった場合に比べてさらに一層デフレ寄りで縮小的な政策をとらせる。これは、他の選択肢がより悪いために、米国債をより魅力的にするという逆説的な効果を与える。
>しかし、右派の連中[2 ] は皆、これまでのところ我々の問題を全体として誤診しているのだが、株価が落ちてゆくにつれて間違った診断の方にさらに倍賭けするだろう
クルーグマンは貨幣需要が強く、リスク資産からの逃避が始まっているときに、緊縮財政的なスタンスを政府にやらせることで、国債発行を減らし国債の価値を上げようとしている輩がいることに警鐘を鳴らしている。
まさに、これが日本の実態でもあるんだ。
日本の長期停滞の実態なのである。
国債の需要が強ければ国債の量を増やせばいい。
貨幣への需要が強ければ貨幣の量を増やせばいいんだ。
長期停滞からの突破のカギは実はすごく簡単な理論なのである。
忘れてましたw
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