こどもの貧困率 | グレッグのブログ

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こういうデータを見せられると暗澹たる気分になる。

日本は子どもの貧困率が高いし、そしてその割合が年々増加しているんだ。

日本がとても世界に誇れる素晴らしい国とはどうしても思えない。

そして、日本は平等な国、と我々国民は思いたい。

僕も日本人として、こういう状況は肯定したくはない。

しかし、これが現実であろう。


子どもの貧困に対処するにはどうしたらいいのか?

まずマクロ環境の整備が第一である。

日本が持っている供給力をフル活動させて高めのインフレに誘導し、モノやサービスの購入を活発化させて企業の生産を上げ、労働需要を活性化させることが対処の一丁目一番地であると考える。

そして自然増収を果たし、貧しい者に潤沢に再分配すべきなのである。

-1%のデフレで何が問題?モノやサービスが安くなって、低所得者も助かる・・・など、トンデモ妄言をもはや信じる人はいないだろう。それは引退世代や給与が不況でも確約されている公務員や大企業の労働組合に守られた正規雇用者のみである。

一般労働者、特に弱い立場の若年労働者や中小企業経営者、そこに働く方たち、母子家庭など、給与が上がらず、そしてまず仕事がない。

デフレの弊害はこういう弱い立場の方の生活を脅かすんだ。

デフレがいいなど、ふざけるな!と言いたい。


そしてミクロの雇用環境整備である。

マクロで労働需要を上げ、ミクロでは働く母親をバックアップする体制が急務である。

保育所の整備やバウチャー制度、保育分野の規制緩和など、やるべきことは多数ある。

政府は一体、何をやっているのか?

政治家も官僚も自己利益ばかり追求し、国民生活など、こっれっぽっちも考えやしない。


日本が世界に誇れる素晴らしい国だなどと、僕は口が裂けても言えない。