政府の役割はこれだけです。
ホントにこれだけでいい。
成長戦略とは競争政策と言っていい。
外資も含めて競争させる。
その競争の中で技術革新が生まれ、生産性が上昇するわけです。
幅広く、参入を阻害しないことが重要論点になります。
楽市楽座が技術進歩のカギです。
そして安定化政策です。
景気の波を可能な限り小さくすること、これが重要です。
過度なインフレもダメ、勿論デフレなんて論外です。
金融財政政策をうまく使って景気を平準化すること。
アメリカのスコットサムナ―が名目GDPターゲットを提唱しています。
インフレターゲットに先んじた議論です。
日銀は世界に先駆けて云々・・・言ってますけどバカです。
バーナンキ風に言えばジャンクです、ゴミですよ。
デフレのまま十数年も放置する中央銀行なんて聞いたことがない。
安定化政策っていうのは低インフレを保持すること、最近で言えば名目GDPを安定的に保つことです。
そして再分配政策です。
教育、福祉、年金、医療、介護、生活保護・・・。
基本は富裕層から税金を引っ張ってきて貧困層に配る。
消費性向の違いからそれがまた需要の活性化にもつながるわけです。
しかし、日本は貧しい若者から富裕な年寄りに再分配する方式が継続している。
完全に失敗しています。
日本の基本政策は間違い、失敗だらけです。
政府も日銀も無能です。
しかし、奴らは自信を持って間違ったことをやっている。
マスコミがそれを擁護している。
日本は民間で守っている国です。
高橋洋一風に言えば、間違いなく官愚の国です。