日中は暖かくなり、桜も咲いて、すっかり春になりましたね。

春眠暁を覚えずとよく言いますが、冬の寒さで縮こまった体は春の陽気で一気にゆるみ、どうしても眠気が襲うようです。
不規則な生活をしていると、よりきついそうです。
実際とんでもない眠気に襲われます(笑)

そんな時、体調を整え、春モードに切り替えてくれるのが山菜など苦味、えぐ味のある野菜です。
野生の動物は春になるとまず山菜を食べ、内臓から春モードにするそうです。
苦味やえぐ味は緩んだ体を引き締め、春野菜だけでは不足しがちな栄養素を補います。
季節が変わった事を体に伝え、今から食べ物が変わりますよ。と教えてくれます。

旬のものをいただくのには、きちんと理由があるんですね。

下ごしらえは少し手がかかりますが、
今しか味わえないものなので、何か一品あると、食卓にも季節感が出ていいのではないかと思います。