『恋はするものじゃなくて落ちるもの』
そう、あの日初めて僕は恋に落ちた
そして狂おしいほど彼女を愛し、求めて恋という深い淵に溺れた
東京に帰ってきた後も何度も逢瀬を重ねてその度に愛おしさが募り離れ難い夜を過ごしたが、彼女には帰る家がある…
2人でどんなに愛を確かめても共に朝を迎える事は一度も無かった
抱きしめるか細い温もりを腕の中で確かめ、その肩越しに夜景が広がる高層階の景色
その先には数多の人がそれぞれに時を過ごす日々があるが、どんなに想ってもこのたった1人の愛しい人だけは僕のものでは無かった
どんなに愛おしいと縋っても一人残されるベッドの中から見える白白と明けていく空が紫から赤に変わる朝焼けに包まれる時が一番嫌いだった…
彼女は必要以上のことは何一つ聞いても教えてくれなかった
家の場所も家族のことも…
教えてくれた名前すら本名がどうかもわからない…
二人で過ごす時は互いの背景は要らないと寂しそうに微笑むからそれ以上、何も知ることは出来ない
それでも良かった…
二人で一緒にいられる時はこの上もなく幸せだったし、互いの瞳の中に宿る姿は紛れもなくただ一人の愛おしい人であるのだから…
いくつかの季節を過ごし、今年もまた大好きな桜の季節となった
思い切って前回の愛おしい時間を過ごした時に桜を見に京都に行こうと誘ってみた
きっと切なそうな柔らかい微笑みを浮かべていつものようにやんわりと断られるのを覚悟して…
でもちょっと考えた後、彼女の首が縦にふれた
その時の彼女はいつもと違っていたはずなのに余りにも有頂天になっていた僕はその哀しそうな横顔を見逃していたんだ…
いつもは寂しくて切ないはずの明けて行く朝を幸せな気持ちで迎えたのは彼女と出逢ってから初めてだった
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昨日公開になった水曜日の『週刊ナイナイミュージック』さんの告知
白衣装のNumber_iは最高😊 楽しそうですね👍
それにしてもうっかり拡大したのをちょっと後悔するくらい神宮寺くんが美しすぎて息を飲みました🩵
見る度にますます美人さんになるのは何故⁉️
毎回、想像の上をいくのは本当に反則よ…💖
朝から心拍数上がるけど、ぼうっと眺めちゃいます🤭
今日も神宮寺くんが元気で幸せでありますように💕