宇宙人ポール | 川坂勇太オフィシャルブログ「甘い晴れ。苦い曇。からい雨。」Powered by Ameba

宇宙人ポール

映画「宇宙人ポール」のDVDが発売されたという事で、昨年、観て面白かった映画「宇宙人ポール」をちょこっと。

ホットファズショーン・オブ・ザ・デッドでおなじみのサイモン・ペッグ&ニック・フロストのコンビの映画です。
(最近では、タンタンで刑事コンビの声を担当していましたね)

この2作品のどちらも細部まで手の入った観ていて飽きさせない映画という事は、今回も楽しませてくれる映画だと勝手に想像してしまいます。

ただ、異なる組み合わせとして、前2作品を担当したエドガー・ライトが監督ではないという事です。

宇宙人ポールの監督は、グレッグ・モットーラ

グレッグ・モットーラと言えば、以前ブログでも取り上げた「スーパーバッド童貞ウォーズ」の監督です。

さらにスーパーバッドつながりで話を進めると、
警官役で何度も笑わせてくれたセス・ローゲンが宇宙人ポールの声を担当しています。
いろんなコメディ映画に出演されていますよね。

そして、セス・ローゲンと警官コンビを演じていたもう一人のビル・ヘイダーも登場しています。

これだけの要素を踏まえた宇宙人ポールの期待値は上がるばかりで、サイモン&ニックの組み合わせに、監督グレッグ、ポールの声はセスとこれらの組み合わせがどのような化学反応を起こすのかと公開前から楽しみにしていたことを思い出します。

映画の中には過去のSF映画のオマージュがいたる所に散りばめられており、ハッと笑わせてくれる演出に飽きる事はありませんでした。
それらを知らなくてもストーリーには影響ないので、十分楽しめます。
まだまだ僕が気づいていない点も多いと思うしね。
ただ、知っているとより面白い。そんな映画です。

特典映像に含まれているポール誕生までの流れを見ると、ただCGキャラクターに声を当てているのかと思っていたポールが、実際はセスが演技をし、表情まで取り込んで作られていることに驚かされました。

(それを踏まえて改めて拝見すると、ポールとセスがだぶり、更にニック&サイモン加えてセス、おまけにビルとみているだけで感動してしまう僕がいました。)

ただ、DVD版は劇場で観た内容と字幕が所々異なっている点が気になりましたけど。
町山字幕ではなくなっていたんですね。それが少し残念です。

あの場面が無くなって気がするのは気のせいかな。これは勘違いなのかな。
でも…じゃあどこで観たんだろうか。

そんなことは言っても、一度は見てみる価値のある映画です。