南極の氷も溶け出すと… | 川坂勇太オフィシャルブログ「甘い晴れ。苦い曇。からい雨。」Powered by Ameba

南極の氷も溶け出すと…

コメントはしっかりと読んでいるんですよ。
雨に濡れるのはお勧めしますが、短い時間にして下さいね。
体を冷やして風邪を引くなどしたらもとこもありませんから。

やらないでわだかまりを体に溜めるより、やってスッキリした方が気持ちいい。
自己責任だけど、次には進めるよね。

さて、今日は温暖化についてちょこっとお話をしてみます。

地球温暖化でよく取り上げられるのが、北極の氷の減少についてです。
シロクマ(ホッキョクグマ)の住むところが・・・などの話を聞いたことがあると思います。

でも氷が溶けているのは北極だけ?
南極はどうなっているの?
っと疑問に思うところです。

その南極ですが、現在のところ氷の量は増加しています。

これは、長期的な海水温の上昇により、南極の雪の降る量が増え、その影響が南極の海に影響を与えているからです。
雪の量が増える事で、海の上の層では塩分濃度は減少し密度が低くなります。

通常の南極では真水が凍ってしまうため、海の上部の塩分濃度は高くなります。
そのため、塩分濃度の高い海の水は深く深く沈んでいき、深層部にある温かい海水(周囲と比べて)が上昇してくるのです。
この通常の流れ(過程)が起こらなくなってしまうため、海氷も溶けにくくなっているのです。

ただ、このまま温暖化が進み南極の海水温の上昇が続くと、南極でも雪や氷が急速に溶けだすようになるという研究発表がありました。

もし南極の氷が溶けだせば、南極に住んでいる生物にも影響を与えます。
南極は世界で最も生物が多い領域でので、生態系に大きな影響を与えることになるでしょう。
北極のシロクマ(ホッキョクグマ)に続いて、
南極のペンギンも危機的状況になりかねません。

回の研究データーに関して、改良の余地があるとの意見もありますが、南極の氷が溶けはじめる可能性は十分にあります。

温暖化の影響は、目に見えた形で僕らの前に現れてきています。
住みやすい環境を作るのではなく、住みやすい地球という広い目を持つことが重要になるでしょう。