自閉症兄妹 ゆうくん(小6)、かすみん(小4)
支援級在籍
ゆうくんの支援級担当から電話がありました。
給食が終わり、いつもは一緒に交流級から支援級に戻るそうですが、その日は、支援級担任が先に支援級教室に戻ったそう。
(他の生徒に呼ばれたためと後日知る)
ゆうくん、1人で階段を下りて支援級に戻ろうとします。
なぜかイライラしていて、
階段を下っている時、
たまたま近くにいた男子生徒の髪を強く引っ張り、その拍子に男子生徒が顔を階段の手すりにぶつけてしまったとのこと。
しかし、その現場を誰も見ていなかったそうで…
通りかかった生徒が一緒に保健室に行ってくれたらしく、その後で、その男子生徒と、ゆうくんが支援級担任に報告に来たとのこと。
担任は、ゆうくんが、イライラの感情を自分の中でうまく消化できない時があることを話していたけれど、
私は、一連の状況を聞いて本当に怖かった
イライラしたからって、関係ない生徒に被害を加えるって
しかも階段で
ゆうくんに、ずっと付きっきりは無理だと思うので、離れなくてはいけない状況があることは仕方ないです。
ゆうくんにきちんと説明をした上で離れたのか?
(きちんと離れる理由を説明すれば理解できたはず…)
被害に遭われた男子生徒は、ぶつけた頬が腫れてしまったとのこと。
(翌日、担任から聞きました)
もし、階段から落ちたりしていたらと思うと
誰も見てなかった…じゃ済まされない❗
男子生徒の保護者には電話で謝罪済み。
謝ってすまされることではないけれど、大事に至らなかったことが救いです。
2度とこのようなことがないように、対応策を担任と話し合っていかなくては…
ゆうくんとの話し合い
放課後デイから帰宅後、ゆうくんに、その話を持ちかけますが、
注意しても「わかった」と頷いた後、すぐに、
👦「明日の天気は?」とはぐらかす。
反省もできないのかと、情けなくなります
食事が終わった後、もう一度、
「今日、悪いことしたでしょ?何した?」
👦「髪引っ張った」
「その子にちゃんと謝ったの?」
👦「謝った」
「何で(ゆうくんは)怒ってたの?」
👦「○○先生、何で行っちゃったの~」
「先生が先に行っちゃったから怒ってたの?」
👦「そう」
「だったら、支援級に戻ってから、先生に何で先に行っちゃったのか聞けば良かったでしょ?何の関係もない子の髪の毛を引っ張ったら駄目です!」
👦「わかった。お利口さんにする。」
イライラしたら、深呼吸5回!
と伝えて、少し練習しました。
とりあえず、こんな感じでフィードバックはしました。
でも、感情のコントロールが難しいところがあるので、やはり目が離せないと思いました。
上記のやり取りの内容は、連絡帳に記載したのと、
翌朝、支援級担任が、外まで来てくれたので少し話をしました。
いまいち、危機管理の意識が甘い気がしました。
こっちは、いつも危険がないように、周りに迷惑をかけないように神経尖らせて育児しているのに…
被害に遭われた生徒さんとご家族のことを考えると、申し訳なくて…
涙がこみ上げてきました。
ちょっとした油断が、こんな大変なことになるんだと、分かってもらいたい…
この件があって、中学校の支援級は絶対無理だと思いました。
(手厚く見てくれるところでないと怖くて行かせられない!)
続きます…
お読みいただきありがとうございました。