https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190314-00026983-mbsnewsv-l30
和歌山県湯浅町で西日本で初めて、水中を泳いでいたとみられる大型恐竜「スピノサウルス類」の化石が発見されました。
今回、西日本で初めて見つかったスピノサウルス類の歯の化石です。スピノサウルス類は水中で魚を捕食するとされる体長15メートルにも達する大型恐竜です。化石は去年10月、化石収集家の宇都宮聡さんが偶然、発見しました。
「私実はミカンを買いに来まして、たまたま天気も良かったし、化石が出る湯浅湾の海岸にちょっと寄ってみようかなと。ポンっと何気なしに蹴ったところが大きく割れたので、まさにその(岩を)ひっくり返したところに(化石が)付いていたと」(化石を発見した宇都宮聡さん)
県立自然博物館によりますと、化石は東南アジアでも見つかっていることから、約1億3000万年前の白亜紀前期には、和歌山県と近い位置関係にあったことを示す可能性があるということです。