https://diamond.jp/articles/-/173025
文章が長いので直接アクセスしてみてくださいね^^
少子化が急速に進むなか、全国各地で学校の統廃合が進んでいる。文部科学省の調査によると、2002年度~15年度までの間に全国で6811校が廃校になるなど、年間で約500校が廃校になっているペースだ。特に深刻なのが、離島や中山間地域(山間地およびその周辺の地域)の学校だろう。
そんななか、廃校の危機にありながら、たった8年で全生徒数が2倍へと増加した離島の学校がある。それが島根県立隠岐島前高校だ。
同校は地元の生徒がほぼ全員入学できることから、合格基準偏差値が38(「みんなの高校情報」より)と決して高いとはいえない。ところが、県外から来る生徒の入試倍率に関しては2倍程度と、今や全国から志願者が集まる人気校の1つになっている。なぜ離島にある島根の県立高校が、全国から生徒の集まる人気校になったのだろうか。