http://www.yomiuri.co.jp/science/20171212-OYT1T50092.html?from=yartcl_outbrain1
アメリカザリガニは水草を自らのハサミで刈り取り、エサとなる生き物の隠れ場所をなくすことで狩りの成功率を上げていることが分かったと、東京大の研究チームが発表した。
成果が12日、英学術誌に掲載された。
北米原産のアメリカザリガニは現在、日本各地の池や用水路に定着している。生息場所に生える水草を刈り尽くす習性があるが、必ずしも食べているわけではなく、理由は謎だった。
東京大の宮下直教授(生態学)らは、長さ73センチ、幅103センチの水槽20個に深さ約15センチの水を張り、トンボの幼虫のヤゴをエサにしてザリガニを飼育。水草との関係を調べた。
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