真冬は風邪が流行る季節。突然ドッと疲労感に襲われたり、喉や体に違和感を覚えたりと、風邪のひき始めにはさまざまな症状が出てきます。
“風邪はひき始めが肝心”とはよくいわれますが、こんなときに「ゲッ、免疫強くしなきゃ!」と慌てても、すでにウイルスが体内に入ってしまっているかも……!
風邪をひくと仕事を休む羽目になったり、他の人にうつして迷惑をかけたりと、いいことなし。早めに気付いて撃退したいものですね。
そこで今回は、風邪のひき始めにすると早く治すのに効果的と医師が指摘する秘訣を、海外の健康情報サイト『Health』の記事を参考にお伝えします!
■1:水分をなるべく多く摂る米ヴァンダービルト大学の予防医学教授によると、「あれ、風邪かな……」と思ったら、まず水分を多く摂取するといいそうです。そうすることで、喉の痛みや鼻づまりなど、風邪の諸症状が緩和するとか。
「なんか体調がおかしいな」と思ったら、本格的な症状が出てくる前に、まずは水を多く飲んでみましょう。
■2:風邪薬を準備しておく「あれ、風邪かも……」と思ったら、勝負はその日1日。
ぐっすり眠れると翌朝の気分も違いますので、風邪薬は市販のものでも良いので、あらかじめ準備しておくといいそうです。
必要な場合は夜に服用してから就寝すると、ぐっすり眠ることができて、夜間の症状も抑えられます。
■3:ビタミンCを摂取風邪予防に効果がある成分といえばビタミンCが思い浮かびますよね。
筆者の場合、ビタミンCなどの栄養素が大量に含まれる予防向けの錠剤を水に溶かして飲んでいますが、かなりの効果を感じます。
■4:熱いお茶を飲む体調が悪くなってきたと感じたら、熱い緑茶をどうぞ。お茶を飲むことで、蒸気が鼻の中にある細い毛を刺激し、鼻に入ったウイルスを押し出す効果があるそうです。
■5:家でゆっくり休養する風邪のひき始めは休養が肝心です。こんなときに外出したり、仕事に行ったりすると、他人にイヤな顔をされる場合もあるし、体力を使い過ぎてさらに症状が悪化したり、免疫が弱っているためもっとひどい菌をもらってきてしまうかもしれません。
「あれ、なんか気分がよくないな……」と思ったら、可能であれば1日仕事を休んで家でゆったり過ごし、夜は疲労回復や免疫力アップのためにも、早めに就寝してたっぷり休養しましょう。
■6:塩水でうがいをする風邪のひき始めに「喉に違和感を感じる」という人は多いもの。放っておくと、喉がイガイガし始めて、咳で苦しむことになりかねません。
こんなときは、温水に塩を入れて混ぜた塩水でうがいをするのが一番。お母さんがおばあちゃんがよく使っている古典的な方法は根拠があったようです!
医師によると、こうすることで喉の炎症を和らげることができるうえ、喉の周辺にいるウイルスやバクテリアを流すことができるそうです。
以上、風邪を悪化させないため、ひき始めにすべきこと6つでしたが、いかがでしょうか?
どれもカンタンでよく知られている方法ですが、現実的にはあまりできていないことが多いもの。
悪化してから何日も休むより、ひどくなる前に手を打って、早めに治すことを心がけましょう!