快眠でキレイに(3)昼休みの「プチ仮眠」お勧め | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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 味の素がネットで始めた「快眠予報」は、室内の気温や湿度から算出した、当日と翌日の快眠具合を5段階で毎日発表している。

 開発した金子雅美さんは「世界で最も睡眠時間が少ないのは日本の40代女性。仕事や子育てなどで細切れ睡眠の人も多い。夜は短くても質の良い睡眠をとり、眠気が強い時は昼間に仮眠をとってほしい」と話す。

 午後2~4時は眠気で事故やミスが多発する「魔の時間帯」といわれる。昼休みの「プチ仮眠」が有効だ。独立行政法人労働安全衛生総合研究所の高橋正也上席研究員によると、4時間睡眠で寝不足の12人に、15分間の仮眠を昼休みにとってもらい脳波を調べると、とらない人より午後の眠気が減り、論理的思考のテストの正答率も、高かった。

 短時間で効率良く眠るには、姿勢や環境が大切だ。すっきり目覚めるには、起床後、光にあたり、ストレッチなどで体を動かすと良い。高橋さんは「昼寝に夜の寝不足分を解消する力はない。2~3時間の長い昼寝をとると、夜眠れなくなり逆効果」と話す。

 夜の寝付きを良くするには? 東京西川日本睡眠科学研究所のスリープマスター長谷川夏美さんによると、冬場、眠るのに最適な室温は15度、湿度は50%前後だという。寒い寝室に入ると血管が収縮して眠りにくくなるので、室内を暖めておこう。冷えは美容の大敵。冬でもコップ1杯の汗をかくので、寝冷えしないよう吸湿性の高い天然素材の綿やシルク、ウールなどの寝間着が良い。

(2014年11月23日 読売新聞)