連休中食っちゃ寝した人必見!今話題の「プチ断食」って、本当に効果があるの? | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

変なニュース面白いニュース、野球、サイエンス、暇つぶし雑学などなど

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140722-00010000-mocosuku-hlth

ダイエットや健康管理にいいといわれている「プチ断食」。「ファスティング」ともいわれています。
何日間か食べ物は取らず、特製の栄養ジュースなどで過ごすというもの。聞くだけで何だかつらそうですが、これって本当に効果があるんでしょうか?

【特集】「プチ断食」「ファスティング」ってどんなの?

◆最近は専門の宿泊施設まであります

「プチ断食」の方法はいろいろ。1泊2日のこともあれば2泊3日のパターンもあります。
なかには5泊6日なんていうコースもあるようですが、このくらいの期間になると看護師やお医者さんの監督が必要になってくるようです。
1泊2日くらいなら自分ひとりでも何とかなりそうだけれど、それ以上となると難しいのが実情。そのため、最近ではホテルで宿泊プランが設定されていたり、専門の宿泊施設が作られたりしています。

◆「プチ断食に効果はある」は本当だった!

本当にダイエットになるのか?がいちばん気になるところですが、結論からいうと「正しく行えばダイエット効果はある」といえます。
人間の脳は、普段は糖質をエネルギーにして働いていますが、食事を摂らなくなると代わりに脂肪から「ケトン体」という物質が作られて脳に送られます。
つまり運動をしなくても、メラメラと脂肪が燃やされるわけです。
また、身体が空腹状態になることで、ほかにもメリットがあることがわかっています。
そのひとつが「若返り遺伝子といわれる『サーチュイン遺伝子』が多く発現する」こと。
そしてもうひとつが、「短期間の断食ならば腸の動きを活性化させることができる」ということです。

◆とはいえ、実はほかにも方法がある

ただ、実はこれらの効果については、わざわざ断食しなくても「ある方法」を実践すれば同じような効果が得られることがわかっています。
その「ある方法」とは…なんと「食べる量を腹八分目にすること」。
毎回の食事の量を適度に抑えることで胃が空腹になる時間をきちんと作れば、断食しなくてもケトン体も作られるうえにサーチュイン遺伝子も発現し、腸の働きも活性化する、というわけ。実際、これはある公的機関でも実証されたことです。
古くからいわれている「食事は腹八分目がいちばん」というのは、本当のことだったんですね。

◆「自分の食べ方」を一度見直してみよう

プチ断食は確かに健康や美容を保つためのひとつの方法ですが、絶対にそれでなくてはならない、ということはないのです。
自分の身体を考えるひとつのきっかけにするのはいいかもしれませんが、その後の食生活が乱れていては元も子もありません。
わざわざ高いお金をかけてプチ断食をするまえに、自分の食生活や生活リズム、ストレス度合いなどについて、一度じっくり見直してみたほうがいいかもしれませんね。

MocosukuWoman編集部