【こぼれ話】中古車部品で「トランスフォーマー」、高値で売れるものも 中国 | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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【北京AFP=時事】中国・山東省の農業従事者のグループが、人気テレビアニメ『トランスフォーマー』に登場するロボットのオブジェを、中古車の部品を使って制作している。(写真は同省済南市で撮影された、『トランスフォーマー』に登場するロボットのオブジェ)
 車になったりロボットになったりするトランスフォーマーの玩具は1980年代に子どもたちの間で大ヒットし、人気テレビアニメや映画にもなった。
 グループが作ったのはシリーズに登場するロボット勢力サイバトロンの総司令官コンボイや、子どもたちの人気が高い黄色い小型戦士バンブルなど。灰色の金属片で作られた敵の勢力デストロンのロボットのオブジェもある。
 「個人的な趣味だよ。映画を見て、インターネットでロボットたちについて調べたら、自分で作りたくなったんだ」と言うのは、27日に同省章丘市からAFPの電話取材に応じたワン・シズンさん。ワンさんはパートナーともに、11人の制作グループを率いている。「目にはライトを入れた。手足が動くようにしたのもある」
 中国のハイテク産業専門ニュースサイト「OFweek」によれば、作ったオブジェは1体1万~10万元(約16万~160万円)で売れているという。
 最も大きなオブジェは高さが12メートルにもなるが、今のところは空を飛んだり変形したりする能力はない。「変形できるようにすることも考えたけど、現時点では、車に変形させるのは難しかったんだ」とワンさんは言う。
 ワンさんたちのグループは『トランスフォーマー』の他にも、『エイリアン』や『プレデター』、『スターウォーズ』のロボット「Cー3PO」といった映画やキャラクターからヒントを得たオブジェも作ってきた。創造性を発揮して参考にしたキャラクターに独自のデザインや、仮面など中国風の要素を加えたものもある。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2014/03/28-14:51)