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「練習試合、阪神3-6LG」(25日、宜野座)
阪神・藤浪晋太郎投手(19)が25日、今年初の対外試合登板を果たした。韓国・LG戦に五回から3番手で投げた。球場の球速表示が明らかな誤表示の186キロ、さらに“甘め”ながら自己最速の156キロを記録した。
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マウンド上で思わず吹き出した。先頭打者に対して投じた初球の剛速球。スピードガンが誤表示で184キロを計測したのだ。2球目は自己最速となる156キロ。さらに次打者・朴龍澤の打席でも誤表示が続き、4球目に、186キロを計測した。
上機嫌で引き揚げてきた藤浪は「人類史上、最速ですね。186キロも出たので決して調子は悪くないですよ」と口は滑らか。これまでの最速は昨年6月23日・DeNA戦(横浜)でマークした155キロ。自己最速となる156キロについては「今日は全体的に(球速表示は)甘かったので。そんなに出ていないと思いますよ」と記録更新は否定した。
2回1安打1失点、4奪三振の結果以上に、手応えがある。「スピードガンどうこうではないですけど、自分の感覚としてはしっかり投げられました」
対戦した左打者計4人もすべて料理。直球を思い切って内角に投げ、昨季苦戦した対左打者の課題克服に一歩、前進した。和田監督も「現時点では順調」と合格点。春季キャンプ最後の実戦登板は上々だった。