【こぼれ話】大型犬をライオンとして展示、鳴き声で正体判明中国動物園 | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_all&k=20130816030184a

【中国AFP=時事】中国中部・河南省のラク河市にある「人民公園」の動物園で、「アフリカライオン」として展示されていた動物が実は毛の長いイヌだったことが、鳴き声で発覚してしまった。「代役」を務めていたのは、体が大きい長毛犬種のチベタン・マスティフだった。(写真は中国・北京南の河北省保定市で行われた販売会で展示されるチベタン・マスティフ)
 国営紙・北京青年報が報じたところによると、動物園で息子に色々な動物の鳴き声を聞かせようとしていた男性が、「アフリカライオン」と表示された飼育舎の中にいる動物の鳴き声がライオンのものでないことに気付いたという。入園料15元(約240円)を払っていたこの男性は、「動物園はわれわれを完全にだましていた。イヌにライオンのふりをさせようとしていたのだ」と憤慨しているという。
 その他にもこの動物園では、ネズミ科のヌートリア2匹がヘビの小屋にいたり、ヒョウの飼育舎に白キツネがいたり、オオカミの飼育舎にはまた別のイヌがいた。
 動物園の責任者は北京青年報に対し、同動物園にもライオンはいるが現在、繁殖施設に送っているため、安全上の理由から一時的に職員が飼っているチベタン・マスティフをライオンの飼育舎に入れていたと弁明している。【翻訳編集AFPBBNews】 〔AFP=時事〕(2013/08/16-14:57)