http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE97102420130802
[ロンドン 1日 ロイター] - 旧ソ連と西側との東西冷戦が緊迫化していた1983年、英政府が第3次世界大戦を想定し、エリザベス女王によるスピーチの草稿を作成していたことが、1日に公開された公文書で明らかになった。
訓練用として作成された草稿は、「戦争の狂気が再び世界に広がり、勇敢な我が国は強敵を相手に今一度、生き残りをかけた態勢を取らなければならない」などと国民に訴えかける内容。
また、映画「英国王のスピーチ」でも描かれた女王の父、ジョージ6世が1939年の第2次大戦開戦時に行った演説にも触れ、「奮い立たせるような父の言葉を聞きながら感じた悲しみと誇りは忘れたことがない」と記されていた。