http://www.47news.jp/CN/201305/CN2013051501000843.html
国立精神・神経医療研究センター(東京都小平市)の武井智彦室長らのグループが「つまむ」など指先を細かく動かす際の神経伝達の様子を調べ、脊髄には大脳皮質からの指示を整理し、統合する働きがあることを確認し、15日発行の米学会誌に論文を掲載した。
これまで大脳皮質が指の動きを全て制御していると考えられてきたが、武井室長は「指示の通過点とされていた脊髄が重要な働きを持っていることが分かった。手足がまひした患者の新たな治療やリハビリ法の開発につながる可能性がある」としている。