秋田の温泉宿、タダであげます…まだ応募ゼロ | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

変なニュース面白いニュース、野球、サイエンス、暇つぶし雑学などなど

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130426-OYT1T00829.htm?from=main6

 秋田県湯沢市は、東日本大震災の影響などで昨年12月に営業停止した市の温泉宿泊施設「秋田いこいの村」(湯沢市高松)と、一帯の土地の無償譲渡先を探している。

 建物は鉄筋コンクリート5階で130人が宿泊できる。しかし、3月から募集を始め、今月30日の締め切りが迫ったが、25日現在で応募はゼロ。市の担当者は「施設の老朽化や、雪深い地域で維持費がかさむことが敬遠される理由ではないか」とみている。

 市によると、施設は1977年、当時の雇用促進事業団が勤労者向けの福祉施設として建設した。事業規模が縮小されるなか、湯沢市が観光による地域振興を目的に、2004年、事業団が改組した雇用・能力開発機構(2011年解散)から買い取った。

 元従業員らが運営会社をつくり、市から施設を借りて営業していたが、08年の岩手・宮城内陸地震や東日本大震災で客足が激減し、運営会社が12年末、負債総額約8000万円を抱えて事業を停止した。

(2013年4月26日17時29分 読売新聞)