http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130321-OYT1T01230.htm?from=main8
欧州宇宙機関(ESA)は21日、宇宙が誕生したのはこれまでよりもわずかに古い、約138億年前であるとの研究成果を発表した。
同機関が打ち上げた「プランク衛星」が観測した、誕生間もない時期の宇宙の精密な温度分布から算出した。
宇宙の年齢は、これまで米国が打ち上げた別の衛星の観測などから、約137億年前と言われてきたが、これより古い可能性を示しており、研究者の間で議論が進みそうだ。同機関はまた、宇宙を膨張させる暗黒エネルギーが宇宙全体に占める割合は、これまでの観測結果よりも4%ほど少ない68%との計算結果も発表した。
(2013年3月22日07時09分 読売新聞)