http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130313-00000035-cobs
誰にでも落ち込むことがあります。「病は気から」なんていいますが、気がめいってばかりいると病気を呼ぶことになり、体によくありません。そこで、心が折れそうになったときに効く「食べ物」を調べてみました。
■脳内では「セロトニン不足」かも!?
人間の気持ちは、脳内で分泌される物質によって左右されることが分かっています。
「セロトニン」という脳内で分泌される物質があります。このセロトニンは「ノルアドレナリン」や「ドパミン」という物質を抑えて、心のバランスを整える機能があります。セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れて、うつになりやすいといわれます。
つまり、セロトニンが不足すると「落ち込みがち」になってしまうのです。そこで、セロトニン不足にならないような食べ物を取るのがいい方法です。
セロトニンを作るには「トリプトファン」と「ビタミンB6」が必要ですので、これらを含む食べ物を紹介します。
■トリプトファンを多く含む食べ物
トリプトファンは「タンパク質」に含まれる物質ですから、良質なタンパク質を取るように心掛けるのが良いそうです。
食品100g当たり
すじこ:331mg
たらこ:291mg
プロセスチーズ:291mg
肉類 150-250mg
赤身魚 200-250mg
他に納豆なども100g当たりトリプトファンを242mg含みます。
■ビタミンB6を多く含む食べ物
食品100g当たり
にんにく:1.50mg
鶏ひき肉:0.68mg
豚肉(レバー):0.57mg
子牛肉(リブロース):0.48mg
唐辛子:3.81mg
ビタミンB6はレバーや、まぐろ、かつおなどの赤身魚に多く含まれています。
■サプリメントも出ていますが……
サプリメントも出ているようですが、調剤薬局の薬剤師さんに聞いたところ、自然食品から取るのが良いそうです。やはり、いろいろな食物と一緒に取った方が体にもいいとのこと。
「すじこ、たらことかをさかなにパーっと一杯やれば落ち込みなんか吹っ飛ぶから大丈夫!」ということでした(笑)。
アルコールに頼るのはいかがなものかと思いますが……。
(高橋モータース@dcp)