白血病家系のiPS細胞=仕組み解明、新薬期待―慶大など | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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 子どもの頃から血液中の血小板が減少して出血しやすくなり、大人になると急性白血病を発症しやすいまれな家系の患者に協力を求め、白血球の一種のTリンパ球から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作ったと、慶応大と広島大、弘前大、東京大の研究チームが28日発表した。
 この家系の患者は「RUNX1」と呼ばれる遺伝子に変異があり、iPS細胞にも同じ変異があった。白血球や赤血球などの元の血球前駆細胞に変わりにくく、白血病の発症原因と考えられるほか、血小板の元の巨核球にも変わりにくかった。
 研究成果は12月8日から開かれる米血液学会に報告される。解析が進めば白血病の詳しい仕組みが明らかになり、新しい診断法や薬を開発する手掛かりになると期待される。