摂食障害に理解を 自助団体の全国大会

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　「セショラーたちの全国大会　摂食障害だよ！全員集合」と銘打ち、全国各地から摂食障害者の自助グループが集まる大会が２６日午後１時から、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センター国際会議室で開かれる。

　拒食症や過食症の自助グループ「日本アノレキシア・ブリミア協会（通称ＮＡＢＡ）」（東京）が主催。ＮＡＢＡ共同代表の鶴田桃エ(ももえ)さんによると、摂食障害者には、周りに理解されないという孤立感があり、助けを求められないまま問題が深刻化しやすい。そこで、一般の人にも摂食障害を広く知ってもらおうと、今回初めて公開シンポジウムを企画。摂食障害者を「セショラー」と名付け、気軽に参加できる雰囲気にした。

　原宿カウンセリングセンター所長の信田さよ子さん、浪速生野病院心身医療科部長の生野照子さんが講演し、自助グループメンバーが参加した討論を行う。参加費（資料代含む）は当日一般２０００円、当事者・経験者１０００円。問い合わせはＮＡＢＡ（０３・３３０２・０７１０、祝日含む月～金午後１～４時）へ。

（2011年11月22日 読売新聞）