http://www.jiji.com/jc/zc?k=201105/2011052800074
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【シドニー時事】ニュージーランドの野生動物保護施設で、通常は茶色の羽で覆われる同国固有種で国鳥でもあるキーウィに白いヒナが誕生し、話題を集めている。1万羽に1羽の確率とされ、先住民マオリの長老から「新しい始まりの象徴」と祝福を受けている。
このヒナが誕生したのはニュージーランド北島の施設「プカハ・マウント・ブルース」。今年、計14羽の人工ふ化に成功し、そのうち今月生まれたオスのヒナだけ羽が白かった。人工ふ化による白いヒナ誕生は初めて。
ふ化時の体重は約250グラム。親鳥は共に茶色だった。今月末まで屋内で一般公開後、外敵のいない囲われた屋外環境で4~6カ月育てられる。