【こぼれ話】詐欺目的か、大津波「予言」男を捜査=台湾検察当局 | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_soc&k=20110429026897a

【台北29日AFP=時事】台湾検察当局は29日、台湾が5月に大津波に見舞われると「予言」し、貨物コンテナを改造した避難用シェルターを多数建造している男性について、コンテナ業者と共謀して詐欺を働こうとしているのかどうか捜査していることを明らかにした。(写真はコンテナを改造した避難用シェルター)
 「王先生」と呼ばれているこの男性は、5月11日に台湾は地震に伴う大津波に見舞われ、数百万人の生命が奪われると「予言」し、中部の南投県埔里に100以上のシェルターを建造中。地元メディアによると男性は、大津波が来襲したとき、普通の家屋にいるよりシェルターの方が安全だと人々に呼び掛けている。
 検察の広報官は、男性がパニックを引き起こすためのうわさを広め、社会秩序維持法に違反している可能性もあるとしている。詐欺罪は最高で懲役5年の刑罰、社会秩序維持法違反罪は最高で3万台湾ドル(約8万5000円)の罰金が科される。
 台湾気象当局も28日、男性に対し、権限がないのに災害警報をブログで発したとして100万台湾ドル(約280万円)の罰金を科される可能性があると警告。これを受けて男性はブログから「予言」を削除していた。 〔AFP=時事〕