http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_soc&k=20110212026472a
【ソウルAFP=時事】韓国のソウルでこのほど、市内のデパートから爆発物の可能性のある不審な箱をがあるとの連絡があり、警察の爆発物処理班などが急きょ駆け付けたところ、中からは計10億ウォン(約7500万円)の現金が出てきた。(写真は、韓国の特殊攻撃部隊員)
このデパートに入っている保管業者から警察に、昨年8月から預かっている2つの箱の持ち主をたどることができず、爆発物が入っている恐れもあるとの連絡があった。警察は直ちに、特殊攻撃部隊(SWAT)メンバーを含めて約20人のチームを現場に派遣、客たちを避難させた後で箱を開けてみると、中から現金10億ウォンが出てきた。
保管業者によると、これらの箱は昨年8月に、1年間の保管料前払いで預けられたものだが、業者が調べたところ、預け主の名前や社会保障番号、携帯電話番号などがすべてでたらめだった。
何のために偽名で預けたのかなどは不明で、業者は期限が切れるまで保管を続けるとしている。 〔AFP=時事〕