【こぼれ話】吸殻拾えば報奨金=集まり過ぎて支払い追いつかず―中国 | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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【北京28日AFP=時事】中国英字紙チャイナ・デーリーによると、陝西省威陽市が道路のクリーンアップのため、9月からたばこの吸殻を拾った人に一本につき5分(約0.6円)の報奨金を与えるキャンペーンを開始したところ、これまでに熱心な住民らによって700万本以上の吸殻が集められた。(写真は北京市内の公園でたばこを吸う人)
 キャンペーンの担当者は「街をきれいにし、環境への意識を高め、喫煙の害を警告する一環として始めた」と説明。だが、中には一度に7500本もの吸殻(375元=約4500円=に相当)を持ち込んだ人もいるなど予想以上の反応で、市政府は集まった700万本のうち200万本分の報奨金は支払ったものの、残りの500万本分については支払いが滞っている状態だという。
 一部報道によれば、報奨金にありつこうと、インターネットカフェやレストランを回ったり、ゴミ箱をあさったりして吸殻を集める人もいるが、一方では「自分が捨てた吸殻を老人が拾うのを見て以来、公共の場に物を投げ捨てるをやめた」と話す住民もおり、キャンペーンはそこそこ役に立っているようだ。 〔AFP=時事〕