産後の体(3)腹のたるみ 引き締める | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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 出産後に、体形を気にする女性は多い。1、2か月ほど安静にした後、日常生活の中で、無理せず筋力をつけることで、体形を作り直すといい。

 「育児で忙しい時期ですが、子育てしながらエクササイズすることができます」。産後支援を行うNPOマドレボニータの産後セルフケアインストラクター、水口陽子さんはこう話す。

 産後最も気になるのが、おなかのたるみ。猫背や反った姿勢でいると、二段腹やぽっこりとしたおなかになりやすい。「恥骨からおへそのラインを真っすぐに保ち、背中も真っすぐにする正しい姿勢を心がけることで、腹筋や背筋が鍛えられ、おなかのラインがすっきりします」と水口さん。

 水口さんが勧めるエクササイズはオムツ替えの際の腹筋・背筋トレーニング=イラスト右=と、赤ちゃんを抱っこして立つ筋トレ=同左=。「オムツ替え」はあぐらで座り、前傾する時には、正しい姿勢のまま、足のつけ根から上体を倒す。「抱っこ」は、首をすくめず肩を下げて。首から肩にかけての筋肉を伸ばすことで、肩や二の腕が鍛えられる。産後6か月ほどは、無理せずに日常的に行うといいという。

 「過度に食事を制限して体形を戻そうとする女性もいるが、代謝が低下して太りやすくなりかねない。筋肉を使うエクササイズが大切です」と水口さんは指摘する。(小野仁)

(2010年10月30日 読売新聞)