http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-14579420100330
[カイロ 29日 ロイター] エジプトの考古学者らは、ルクソールのカルナック神殿近くで、古代エジプト王朝の高官だった人物の墓に属する「来世への扉」を発見した。文化省が29日に発表した。
赤い花こう岩でできたドアは約3500年前のもので、高さ1メートル75センチ、幅1メートル。一面に宗教的な文字が刻まれており、魂に来世への通路を与える目的で作られたと考えられている。
エジプトの発掘チームの責任者によると、このドアはハトシェプスト女王時代の高官の墓に属するものだが、ローマ時代に墓から持ち出され、別の場所で建物の壁に再利用されていた。