http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_soc&k=20100123024381a
【ニューデリーAFP=時事】インド中部マドヤプラデシュ州当局はこのほど、刑務所でヨガ教室に参加した受刑者の刑期を短縮することを決めた。ヨガのレッスンにより自制心が向上し、攻撃性が減じるためとしている。(写真はインド北部アラハバードでヨガをする人)
当局者は「ヨガは健康維持、行動抑制、怒りのコントロール、ストレス軽減に良好だ」と述べ、受刑者がヨガ教室に参加し、他の条件も満たした上で、刑務所責任者の推薦があれば、減刑が考慮されると指摘。具体的には、サンサルテーションや深呼吸、バランスのポーズのレッスンを3カ月受けるごとに刑期が15日間短縮されるという。
読み書き教室に参加したり、大学の学位を取得したりしても刑期の短縮につながるとしている。
グワリオル市の刑務所ではこうした試験的プログラムに、約400人の受刑者から参加への意思表示があったという。 〔AFP=時事〕