ローマ法王、聖職者らに新しいメディアの活用を推奨 | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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 [バチカン市国 23日 ロイター] ローマ法王ベネディクト16世は23日、ローマカトリック教会の「世界広報の日」のメッセージで、聖職者らは福音を幅広く伝えるために、新しいコミュニケーションツールの使い方を学ばなければならないと述べた。      

 法王は「画像やビデオ、アニメーション、ブログ、ウェブサイトなどを、伝統的な方法と組み合わせることによって、対話の展望を開くことができる」と説明。若者にメッセージを送るには、「現代の文化の変化」という課題を乗り越えなければならないと指摘した。

 一方で、聖職者は新たなメディアのスターになることを目指すべきではないとも強調し、「情報通であることよりも、聖職者としての心によって注目されるべきだ」と話した。

 法王庁は長年新しいメディアを使うことに慎重だったが、昨年にはウェブサイト「www.pope2you.net」を立ち上げたり、信徒らが携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」や携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」を使って法王のスピーチを見られるようにするなどのサービスを始めている。