京都市立病院 内分泌内科（京都府京都市中京区）
http://www.city.kyoto.lg.jp/city-hosp/page/0000010355.html
http://www.city.kyoto.lg.jp/city-hosp/page/0000046471.html
治験受付中（21年10月現在）
過食による肥満治療がメインみたいです。
女性にとって，ダイエットは永遠のテーマのようです。
女性雑誌やテレビ番組では，ダイエット特集を組んで，いろんなダイエット方法を紹介していますし，巷には， ダイエット商品はやまほど出まわって，人気が高いようです。例えば，齋藤一人さんは，個人納税で第1位の方 ですが，彼の代表商品は，あるダイエット商品です。
また，皆さんの記憶に新しい部分では，某人気番組で， 納豆ダイエットと称して嘘の情報を流した結果，店から納豆が消えてしまうことにまでなってしまう状態…。
代謝を専門にしている立場からすると，若い女性の理想体型は逆に不健康で，無茶なダイエットをすると， 体型はスリムに見えても体の中身は老化が進みそうだな，と心配しています。やはり，健康の１番の基本は，適正な量の 食事を食べて，適度な運動をこなすことだと思います。
http://www.nhk.or.jp/kenkotoday/2001/20060607/index.html
より
過食の原因とその対処法は？
肥満を招く最も大きな原因として「過食」があげられます。過食には、ストレスが深く関係していることが少なくありません。食べることでストレスを発散しようとして過食になるのです。
過食になりやすいストレスで多いのは、ふだんの生活のなかで感じるようなストレスです。実際に過食によって肥満になった女性が抱えるストレスを調べたところ、「家族間の人間関係」「夫の帰りが遅い」「子供の受験」などが代表的なものでした。
ストレスを解消する
過食を防ぎ、ダイエットを成功させるためには、ストレスの原因を突き止め、ストレスを取り除きながら取り組むことが大切です。ストレスを取り除かずに食事制限をしても、食事制限自体がストレスになり、ダイエットは長続きしません。信頼できる周りの人や、肥満外来などの医師に相談してみるとよいでしょう。
毎食前にたっぷりの生野菜をとる
食事制限中にもの足りなさを感じにくくするためには、食前にキャベツなどの生野菜を、約10分間、たっぷりよくかんで食べるとよいでしょう。かむことで脳の満腹中枢が刺激され、30分～１時間程度は満腹感が持続します。そして、その間に主食やおかずなどを食べるようにします。
吉田 俊秀（よしだ・としひで）
京都市立病院部長
専門 糖尿病、内分泌学、栄養学、特に肥満症
経歴 1948年生まれ。72年京都府立医科大学卒業。京都府立医科大学病院教授を経て現職
過食の原因となるようなストレスは、１つ解消しても、また新たに生じるものです。医師の助言を受けるなどして、こまめにストレスに対処しながら、減量を目指したり、適正体重を保つようにすることも大切です
京都市立病院（糖尿病・代謝内科)
〒604-8845 京都府京都市中京区壬生東高田町1-2