http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010011300528
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【カイロ時事】アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のドバイで世界一の超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」（８２８メートル）が４日落成したばかりだが、早くも「次の世界一」を目指す争いに注目が集まっている。サウジアラビアの富豪は、高さ１０００メートルの大台を突破するビルを計画しており、高さを競う「天空の闘い」はますます熱気を帯びている。
サウジ投資家ワリード・ビンタラール王子は１１日、紅海沿岸ジッダでの１０００メートルを超すビル建設計画の推進を表明した。１４００メートル近くに達するとの報道もあるが、着工時期や高さなど詳細は明かしていない。
クウェートにも「千夜一夜物語」にちなみ、１００１メートルのビルを建設する計画があり、２０１６年完成予定という。ただ、同国の不動産会社幹部は取材に、当局から最終許可が出ていないとしており、今のところ、計画は足踏み状態にあるようだ。