中東でひよこ豆料理「フムス」競争、イスラエルが「勝利」 | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN201001090022.html

エルサレム郊外アブ・ゴーシュ(CNN) イスラエル・エルサレム郊外の町アブ・ゴーシュで8日、世界最大となる重さ4トンのひよこ豆の料理「フムス」が作られ、ギネスブックから世界記録の認定を受けた。ここ数年、中東では大きさでしのぎを削るフムス競争が起きており、昨年はレバノンのシェフが2トンの世界記録を打ち立てたばかりだった。


フムスはひよこ豆のペースト料理で、アラブやユダヤ、キリスト教徒など宗教を問わず、中東の各地域で食されている。その起源については、はっきりしたことがわかっておらず、ここ近年ではレバノンとイスラエルが「発祥地」を巡って論争となっている。この論争に煽られたような形で世界記録に挑戦するフムスが次々と作られている。


今回、イスラエル側で作られたフムスには、ひよこ豆2.5トン、練りごま1.5トン、レモン数百個、大量のにんにくが使われた。この量のフムスを提供するボウルなど見当たらないため、直径6メートルの衛星通信用アンテナを通信会社から借りたと言う。


世界最大のフムスを調理した、アブ・ゴーシュでレストランを開くジャワダット・イブラヒムさんは、ギネスブックから世界記録の認定を受け、「今日、レバノン勢に勝った!」と喜んでいる。


しかし、記録更新が第1の目的ではなく、「自分の作るフムスが世界一美味しいと知ってもらうため」とも述べた。