痩身法と詐欺・健康被害の問題 | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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より一部抜粋

痩身法と詐欺・健康被害の問題  [編集]
ダイエット・痩身法は、健康被害や詐欺に結びつきやすい分野でもある。例として、以下のようなものがあげられる(実際には、この中の複数の項目に当てはまるケースが多い)。

精神疾患 [編集]
最初は美容の目的で手段として痩身を行い、さらにその手段として減量しようとしていたにも拘らず、次第に手段の目的化がおこり、体型を客観的に把握できず単純に体重の数値のみに拘る状態になることがある。その状態がひどい場合は、自分の体型に関するボディイメージが変質して生じる神経性無食欲症(通称:拒食症)と呼ばれる精神疾患に罹患することがある。そうしたことが悲劇の結末に至ったものと考えられた著名な例として、アナ・キャロリーナ・レストンやルイゼル/エリアナ・ラモス姉妹などといったファッションモデルらの夭折が挙げられる。

リバウンド [編集]
痩身行動によって、一時体重を目標もしくはそれ以下まで落としたものの、その後再び以前の状態まで戻ってしまったり、以前よりもむしろ体重や体脂肪率が増加してしまうケースがある。これをリバウンドと称する。リバウンドの原因として以下の原因が挙げられる。

過度の食餌制限により飢餓状態に陥った体が、過剰に栄養分を吸収しやすくなった。
体重減少の原因が主に筋量減少によるものだった為に、基礎代謝や運動時の消費カロリーが減少してしまった。
体重減少に安心し、継続的な痩身行動を怠った。
食餌制限によるストレスで、逆に食欲が増加した。
体重減少とリバウンドを繰り返すと、基本的には徐々に体重や体脂肪率は低下しにくくなるため、痩身行動後の自己管理も重要とされる。運動を怠っている場合、筋肉量が減少しやすく、また増加する体重の多くは脂肪として蓄積される分となるため、一般的には筋肉より脂肪の割合が増加、以前と同じ体重であっても体脂肪率や肉体の体積は増大し、体型はより太く見える。この悪循環に陥ると、筋力減少により基礎代謝が低下し、運動での負荷が以前より掛けられず、運動によるカロリー消費の効率も落ちてしまい、元の状態に復帰するのに時間がかかる。

詐欺等の問題を起こしやすい例 [編集]
副作用が強い薬や、有害な成分を含むダイエット食品
期待される効果やサービスの内容に対して著しく料金が高額なもの
科学的に効果が期待できないもの
波動・アルカリ性食品など、オカルトや疑似科学を理論の中心に据えているもの
捏造または信頼性の低い実験データを根拠としているもの、そもそも実験すら行っていないもの - 「発掘!あるある大事典II」に於ける捏造事件など
科学的な検証に堪えないアンケート結果や「体験談」を根拠としているもの - バイブル商法の項も参照
宣伝・勧誘の方法に問題があるもの
不安や恐怖心を煽るような形での勧誘を行うもの
宣伝に登場する「専門家」の経歴が、ディプロマミルなど信用に足らないケース
クーリングオフに応じない例
フィットネスクラブなどで、最初は低料金のコースで入会させ、後から高額のコースへの変更や別料金が必要なオプションの追加を行わせるもの
カルトなどが美容や痩身を謳った本やサークルを勧誘の手段とするケース - 法の華三法行など