甘みと生活(4)砂糖に高い癒やし効果 | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/plus/20081110-OYT8T00111.htm?from=nwlb

より

 たんぱく質と砂糖により分泌が促進される脳内物質のセロトニンは、記憶や学習にかかわりがあるだけではない。感情をコントロールし、精神を安定させる働きも持っている。

 セロトニンが不足すると、やる気が出なくなったり、食欲がなくなったりするのは、感情の制御がうまくいかなくなり、ストレスに対抗できなくなるためだ

 浜松医大の高田明和名誉教授によると、甘い物を食べてほっとするような時、脳内では、セロトニンのほかに、もう一つの神経伝達物質が活躍しているという。

 舌には、様々な味を感じる味蕾がある。味蕾には、数十個の味細胞が集まっていて、甘味のほか、酸味や苦味、塩味などに反応する。それぞれの味蕾が反応する味は決まっている。

 甘い物を食べると、甘味に反応する味蕾の味細胞から、味神経を通じて脳に信号が送られる。すると、脳の中枢神経が刺激され、エンドルフィンというホルモンが分泌される。

 エンドルフィンは、鎮痛効果や、多幸感をもたらす。モルヒネに似た作用を示すため、「脳内麻薬」とも呼ばれる。

 トルコの大学による研究では、乳児に注射する際に、25%の砂糖水を口に含ませると、水や母乳を与えた場合より早く泣きやんだという。高田さんは、「砂糖に高い癒やし効果があることを示している」と解説する。

 高田さんお薦めのリラックスドリンクは、砂糖をたっぷり入れたホットミルク。セロトニンの原料となるトリプトファンと砂糖を一緒に摂取し、甘味でエンドルフィンの分泌を促すことができる。(安田武晴、飯田祐子)


昔から疲れた時は甘いものと言いますが、最近はダイエット、ダイエットで人工甘味料ばかり…0キロカロリーの炭酸飲料よりも、ずーといいかも???