ある日 ヌンちゃんが寝ころんで体をくねらせた。
そして 「スーパーごろごろ」を披露してくれた。
巷では 猫のヘソ天というものらしい。
心許された者だけが 見られるらしい景色。
それは何だかすごくくすぐったい代物。
あの気高い彼女が 照れながらやっている。
しかも 歌舞伎の連獅子みたいに力強い。
時を忘れるほどの約30秒。
そのお腹は白く まぶしい。
その全体は ふわもこ過ぎて愛らしい。
この日私はティモ、ヌン姉妹のお姉さんになった。
確実にそんな気がした。
ティモちゃんといえば どこへ行ったのやら。
この大切な舞台には姿を見せない。
ヌンちゃんにお礼のハグの真似をして手を広げる。
すると 彼女は急に「ダメダメ」と走り出す。
