103日目 「酒池肉林」 | USKの旅日記

USKの旅日記

26歳からの青春の記憶


2013.10.30
札幌市

 

朝、川端で地元の小学生が写生会しに来た。

描かれないうちにテント撤収。


俺はサッポロファクトリーへ。T中さんは電車で千歳へ。静岡でまた会えると思っても、別れはさみしー。

一足先に日常に戻っていくT中さんが少し眩しくみえた。

楽しい思い出たくさんありがとうございました(_ _)(_ _)(_ _)



目の覚めるような鮮やかな紅葉の中ひっそり佇む、有形文化財「旧永山武四郎邸」を見学。

この人は「開拓の父」と呼ばれてて、北海道史になくてはならない人みたい。

建物内は、和洋折衷式のつくりでなんか変な感じ。ふーんて感じ。ディスるわけじゃないけど、ぶっちゃけ、こーゆーのってどこらへんが“文化財”なのか俺みたいなトーシローにはよくわかんないんだよね。

でもしっとりしてて?いい感じ。





テント新しいの買ったから、使ってたやつ大通り公園のホームレスおじさんにあげようと思ったら断られた。かっこいいダンボールハウスだもんなー。


じゃもうしばらく使いますわ。






旧道庁へ。




時計台もそうなんだけど、建物に五稜星っていう赤い星が刻まれてる。これは北極星をデザインしたもので、開拓を象徴するシンボルらしい。

使われてる赤レンガは約250万個もあるらしい。


建物内は、北海道の昔と今がわかる展示室がたくさんある。観光案内所もあるから、札幌来たら、まずはここに来れば間違いない。



館内には、お馴染み道内に生息する動物たちの剥製。どっかでみた農耕、漁業器具。開拓の歴史、道庁の歴史、中類とかで発見されたナウマン象、マンモス象の臼歯の化石の展示など。



印象的だったのは、「樺太関係資料館」。

根室の「北方館」で北方四島の領土問題について少し勉強したけど、とりわけ南樺太は手薄だったから、興味をひいた。


大戦集結後、それも条約で領土確定後に突然ソ連軍によって占領された史実と、ソ連軍との激戦の様子。家族バラバラにされた人たち、南樺太に取り残された人たちの苦難の体験談などを通じて、今まで知らなかった戦後に触れることができた。




ソ連軍の侵攻で、集団自決した電話交換手たち。

稚内公園の「9人の乙女の碑」を思い出す。




  
領土の問題って、ほんと厄介。当事者たちだけだと、双方大義名分があるから埒があかないでしょ。第三者の目線いるよね。

自国民以外を排除して、線引きしてる限り、永遠にこういうゴタゴタってなくならないわけで、冷静になって、歩み寄る気がないと、ずーーっと平行線のまんまだよね。なんて綺麗事いってみる。






またサッポロファクトリーに行ってみる。





アトリウムの特設ステージにて、4ピースバンド「キリン組」のLIVE。

まだ若いバンドだから初々しくみえた。

アコーディオンかっこいい。俺もやってみたいな、、








夜は山ちゃんと、彼のバドミントン部の後輩の家で、肉祭り。

バカみたいな量の肉は全部山ちゃんの心意気(><)coorazy!

「かねひろ」のジンギスカン。甘タレうまうま(ノ∀`)

後輩たちもいい子いい子\(´∀`*





天気:晴れ
走行距離:-km
橋下テント泊