もしも僕が福岡市長になったなら…

なんてことを気軽な気持ちで書くとさすがにあれですよね、
その政策はおかしいとか、ここの論理展開がおかしいとか、話が稚拙すぎるとか、
まあ色々あるんでしょうけど、
一人ひとりが自分の頭で考えてみることも大事なんじゃない?ってな感じで、
村上春樹に言わせてみれば、

完璧なビジョンなんて存在しない。完璧な文章が存在しないようにね。

ってことです、きっと。
どゆこと?(笑) ま、そんなわけで書いてみましょう。
批判的にではなく、気軽にご覧くださいね(笑)


候補者の方々はたくさんいるわけなんですが、
こども病院がどうとか、福祉がどうとか、色んなこと言ってくれていて、
それはもう全部やった方がいいと思います。
でもすごく短期的な施策というか、視点がミクロというか。
それは僕ら市民がそうさせてるわけなんですけど。。。

福岡はもちろん日本全体が、
今後、人口(こども)が減っていき、成熟社会に突入していて、、、
となったときに、福岡という都市が、世界から見て、日本から見てどうあるべきなのか?
そんな、長期的かつマクロ的視点が僕の好みです。
だって日本がなくなったら福岡がどうこうとか言ってる場合じゃないですよ、まじで。

極論すると「福岡は必要ない都市なんじゃない?」という結論なのであれば、
「市民の皆さんが他の都市に移転準備する3年間」でもいいんじゃないか、ってことです。
いや、極論ですよ、極論。でもこういう考え方を僕は大事にしています。


で、福岡はどうあるべき?っていうところに話を戻すと、


「アジアの交流拠点都市、アジアの中心都市」

ってのはず~っと昔から言われてて、
ほんとに今その流れが来てるんだろうけど、
でもなかなか地方都市の域を超えないですよねー。

ちなみに、福岡を中心に各都市の距離を比較してみると、
大阪とソウル、東京と上海、札幌と北京、
がそれぞれ福岡からだと同じ距離なんですよね~。

地理の利って歴史的に見ても絶対あるから、
「アジアの中心都市になるために福岡は存在すべき」
と僕は結局は思ってます(なんだ思ってるんかい・笑)。

でも、
世界(アジアに)向けて、
「福岡はこんな街ですよ」ってのを分かりやくす決めてPR、発信していかないと、
東京でさえ見向きもしてくれないんだから、世界の誰も見向きもしてくれない。
これがず~っとず~っと足りないんじゃかな、と。
なんか物足りない。地方都市のまま。もっと思い切りたい。派手にやらないと。


で、僕だったら、以下の一点突破で世界に発信します。

Creative city, FUKUOKA.


ふつ~(笑) 
いや、ふつうがね、時代のど真ん中いくことがが大事なんですよ、ほんとに。
そういうコトバが磁力を持ってるんです。

ちょいとその理由を。

最近、世界を股にかけてご活躍中の著名なお二人が、
(ミシュラン一つ星オーナー松嶋啓介さん、ITジャーナリスト林信行さん)
ほぼ同じこと言ってたんです。

「クリエイティブな人(ノーベル賞をとるような人)は、必ず自然の近くで過ごしている」

自然が最も不変で崇高なものらしく、
そこから刺激されて導かれる自分の直観や感性が大事だと。
だからクリエイターは好んで自然のあるところに行くのだと。
と同時にビジネスをする街も必要だそう。
言わずもがな、福岡は都市と自然が融合している街です。

かつ、

The creators of the world, live in the city.


「世界(アジア)のクリエイターが住みつく街」
にしたいな、と。
「福岡楽しいよ!おいでおいで~」という観光都市でもいいんだけど、ちょっと短期的視点。
色んなクリエイターが福岡に暮らしてこそ、
好循環がぐるぐる回って長期的に発展していくと思うんですよね。

Creativeというのは既に世界的なキーワードです(たぶん)。
Cloudの世界になって、memory、storageってのは、
全部コンピューターがやってくれるわけですからね。



Creative city, FUKUOKA.
The creators of the world, live in the city.


このスローガンをもとに、僕なら細かな施策を立てていきます。
(って細かな施策はここで書かんのかい!笑)

とりあえずCreatorを集められる大々的なFestivalからやります、僕なら。
まずは魅力を感じてもらうことと、あとは事実づくりですね。
単なるお祭り?
いや、だから、ど真ん中がいいんですよ、磁力あるんです。


はい、長くなりましたので最後は、村上春樹ジェネレーターに締めていただきましょう。

泣いたのは本当に久し振りだった。
でもね、いいかい、君に同情して泣いたわけじゃないんだ。
僕の言いたいのはこういうことなんだ。一度しか言わないからよく聞いておいてくれよ。

 僕は・福岡が・好きだ。

あと10年も経って、この番組や僕のかけたレコードや、
そして僕のことを覚えていてくれたら、僕のいま言ったことも思い出してくれ。