先日、地方鉄道サミットの後、岳南電車のビール列車に乗りましたが、めちゃくちゃ楽しかったのでその様子の一部を記しました。

岳南電車のビール電車は、
18時18分に吉原駅を出発します。
車内は会議室テーブルやリビング用テーブルを加工した机が並べられています。
車内ではビールが飲み放題です。グラスは持ち込みになっており、おつまみ関係も持ち込まれているお客様もいらっしゃいます。
夏場はまだ明るいこの時間、冬場はどっぷりと日が暮れてとても良い雰囲気の中、吉原駅を出発しました。
ほとんどの駅を通過して、きづけばもう岳南江尾駅終点。さすが10駅と21分と短い路線です。
終点の岳南江尾駅では、
「生姜焼き」「ステーキ」「つけナポリタン」の提供があります。

どのお料理も作りたてで、しかもプロパンガスの強火で調理しているため本格的です。ステーキの煙越しの電車も最高です。


とても柔らかいお肉を電車の中でいただくのは至福のとき。
ときおり東海道新幹線が高速で通過するのも、岳南江尾にいるぁと思う瞬間ですね。

さて1時間ほどの岳南江尾滞在のあと列車は吉原に向かって出発です。
踏切の鐘の音を聴きながら少しゆくと岳南富士岡駅です。
ここで10分強の停車があります。
ここには「がくてつ機関車広場」があり、以前この地で活躍した電気機関車や貨車が展示されていて、綺麗にライトアップされています。

いまにも動き出しそうな電気機関車の雰囲気。


しっかりとみなさんの活動で磨きあげられたということで、
素晴らしいですね。
普通列車との交換が終わり、列車は出発です。


ここから先はミニ夜景列車として運行、
客室内の蛍光灯を消して真っ暗で運行をするのです。
岳南電車の沿線には工場が多くて、いわゆる工場夜景が美しく、
より楽しんでいただくため客室内を消灯するのです。

ガイドには岳南電車の若手社員の方。

どの工場でどんなものが製造されているかをしっかり説明してます
週刊少年ジャンプの紙なんかもこのあたりの工場で製造されているのですね。

あっという間に終点の吉原駅。
もじどおりあっという間。
短い距離の路線ですが、見どころも満載というか
つくりあげられ、とてもエンタメ感あふれる、
ホスピタリティ溢れるツアー企画でした。
是非一度ご参加ください!
他にも「夜景電車」や「岳南夜行」などもあります!