鉄子の旅 と出逢ったのはおよそ15年ほど前でした。月刊IKKI に面白い漫画があるよ、とお聞きして、早速読みましたら、本当に面白くて。当日私はプロダクション事業部でマネージャーをしていて、豊岡真澄など数名を担当していました。売り込みにいきました。
「氷見のヒトミに恋してる」編で、富山に行きました。北陸フリーきっぷでいったのですが、寝台特急「北陸」が使えるきっぷでしたが、敢えて急行「能登」に乗りました。
詳しくは単行本をご覧いただきたいのですが、
さすが実録漫画。本当に横見さんはそのままでしたし、カミムラさんもキクチさんも、そのままでした。
その後、作品はアニメ化されるわけですが、
そのタイミングでスーパーベルズ 野月さんと出会います。
その後もいろいろ作品に遠まきですが触れてこれたのは楽しかったです。
「鉄子」という名称がやがて一般化して
それと同時に鉄道好きな女子が一般化していく様子、これぞ文化。
文化が構築されていくのをこの目でしかと見れた気がします。

横見さんから学ぶこともたくさんあり、
すごい方だとあらためて尊敬します。
数々の名言。心に響きます。
それぞれのシリーズで旅を漫画にされたキクチさん、ほあしさん、キリオカさん、
編集に携わられたエガミさんイシカワさんカミムラさんも、あらためてお礼を、鉄道旅の楽しみ方を教えてくださいました。

あらためて読み返すと、
もう走っていない急行「能登」がいきいきと描かれていて、
旅の様子もまるで声が聞こえてくるような
楽しさが滲み出ていて、
漫画のもつ力を感じます。

あらためて18年間ありがとうございました!
また、お会いしましょう!

取り急ぎ、取材写真集が出るようなので、
楽しみにしています!

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