今月から18新卒が入社し
4/16にメディア管轄に31名が配属されました。
この度、新卒研修の師範役を頂きまして、
先週一週間は新卒育成に向き合っていました。
そして今週、たくさんの新卒のブログを見て感化されたので
僕もブログにまとめたいと思います。
何かを偉そうに言うとかではなく、
1年目を中心にこれまでを振り返りたいと思います。
■2011年8月（内定者バイト時代）
広告を科学するの面白そうだなという薄い理由で
ネット広告に携わりたくサイバーエージェントの門を叩きました。
初めはアドエクスチェンジ事業部という
DSPを取り扱う部署で内定者バイトを選びました。
言葉も仕組みも難しく、
初めは何もわからないときが続きましたが、
先輩社員のおかげでアドテクに少し明るくなり、
好きになれたことは今の業務にもつながっています。
今でも仲良くしてもらっており、
この時間はとても大事な経験になりました。
特に爪痕を残すことなく終わります。
■2012年の4月（1年目代理店時代）
サイバーエージェントに入社し
迷うことなく広告代理部門に決め配属されました。
頭いいと思っていた。
馬力もあると思っていた。
要するに自分はできると思っていた。
が、そんなものは木っ端微塵に消し飛んで
大きな大きなギャップを受けました。
そんな自分を認めたくない自分がいて
ずっと成果が出ない時期が続きました。
とあるタイミングで、
当時の上司からかけていただいた言葉が
今でも心に突き刺さっています。
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ドラクエで言えば
お前はたいまつ片手にパンツいっちょのLv.1なんだよ
でも周りには、Lv.100の戦士がたくさんいて、
しかも実は魔法使いで魔法も使えるんだよ。
賢者もいて回復もしてくれる。
それをパーティに入れない手はなくないか？
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端々は違うかもしれないですが、
このような内容でした。
衝撃が走りました。
わからないところがあっても
自分で解決しようと躍起になっていたが、
誰もそんなことを臨んでおらず、
成果を出せる環境に置かれて
どうするかを試されているのだなと気付かされました。
個なんてクソちっさい。
伍や集になれば戦える。
キングダムにもある話です。
ここでの学びや
叩き込んでいただいたマナーが
今の財産にもなっています。
結果、成果を出せなかったんですけど（苦笑）
大きな心境の変化が今にも通じています。
■2012年9月（1年目プロデューサー時代）
突然役員との打ち合わせが入り
異動が通達されます。
当時は『スマホ転換』で
スマホサービスを100個作る渦中にありました。
僕の新ミッションは
「運用中の広告サービスの後任」でした。
ここでも大きな壁にぶち当たりました。
『共通言語がない』
仕事頑張って成果出したいが
何から手を付けて良いのかわからない。
DAUってなに。というレベルです。
予期せぬ抜擢で責任者を任せていただいた
広告かじっただけの新卒半年くんは
年上ばかりの8名ほどのチームで
完全に浮いていました。
やったことと言えば、
誰よりも早く来て誰よりも遅く帰る。
だけです。
本当にそれだけだったんですが、
チームの皆さんが本当に良い方ばかりで恵まれ、
後任初月達成しポスターでいじってくださいました。
これは本当に本当に嬉しかったです。
自分は改めて支えて頂いているんだと実感しました。
シカに似てるんだという気づきもありました。
そこからたくさんの立ち上げチャンスを頂き、
4サービス立ち上げて全て撤退します。
その中には
記録よりも記憶に残っている（と思っている）
あの日刊ヒーホーもあります。
全部じゃないですが、携わったアプリは捨てられないです。
もうこのフォルダは増やしたくないな。。。
結果、ここでも成果を上げられなかったです。（苦笑）
■2014年3月（3年目直前）
3年以内になにか大きな成果を出せないと埋もれるぞ
と先輩から言われていた僕は、
このタイミングで焦りまくり、
成果出すor退社を覚悟で
Amebaのマネタイズ組織への異動希望を出しました。
そこで、
半年後の全社総会でベストプロジェクト賞ノミネートを
頂けるところまではチームで成果を出すことができました。
あのとき拾ってくださった
ハットのおしゃれなパイセンには、
頭が上がりません。
ここから先はもっと長くなるので割愛します。
■現在（7年目）
紆余曲折あり、3つの局にまたがり
30名ほどのチームに支えてもらってます。
おかげさまで、若干ではありますが、
成果も出せるようになってきました。
振り返ってみて、
『成果に執着する』ということは
手段や自分にとらわれることなく
時には様々なものを棚上げし
達成に向けたあらゆる手段を行使することだと思っています。
個人的には
割といつでも新卒気分で
泥臭いことこそ
好んでやるようになった気がします。
最後は抱負になりますが、
この下半期も熱量たっぷりで感謝を忘れずに
チームで成果を出していきたいと思っています！
そして
たくさんの御礼を壇上でお伝えするつもりで
成果出しに行きます！
関わる皆様、今後ともよろしくお願い致します！
橘
